木槿、柚子、レモンの木などを剪定

 朝起きたのは7時半ごろ。ここ数日、起床の時間がおそくなった。日曜日の歌会のあといつもより寝入る時間がおそくなったためだ。ほんとうはあと1時間くらい早く寝て1時間くらい早く起きたい。
 午前中午後どちらも1時間半ほど庭仕事をした。葉を落とした木槿の枝を切り、枝があばれている柚子の枝を切った。レモンの木はこの時期剪定すると花が咲かず実がならないが上に伸びた太い枝が気になって鋸で切った。レモンの木を切るとレモンの香りがする。
 柚子の枝を切り落とし、トゲトゲの枝を鋏で短くしてゴミ袋に入れているとき、ゴミ袋に血がついているのでびっくりした。鋏をにぎっている手を開いてみると血がべっとりついている。水道の水で洗い落とすとそれ以上は血が出なかった。柚子の枝には4〜5センチの長い棘が数センチおきに出ていて、気を付けていても手を刺される。痛っ、痛ッと声を出しながら枝を切った。
 隣りの家から回収した名無しの落葉樹の枝も短く切って紐で束ねた。剪定枝の始末をしながら柴犬レオがいた頃を思い出した。家の中にいるレオのことを気にかけながら、今日と同じように木を剪定したり、切った枝を束ねたりした。時間をかけてていねいに庭仕事をするのがわたし流で、レオがいるときもいなくなってからも変わっていないことに気がついた。同じようなやり方でやっている自分に気がついて、なぜがレオがなつかしくてたまらなくなった。