冷たい雨の日、自由が丘にでかける

 連休中は毎日いい天気だったのに、終わった途端、雨の一日となった。空気が乾燥していたので、ちょうどいい雨ともいえるが長野・白馬の被災者の方にとっては非情の雨に違いない。
 冬の格好をして午後、傘をさしてでかけた。時々受けているセミナーを聴くためだ。一時間ほどのセミナーは講師が二人で、前半の話がよかった。
 終えて街に出ると、クリスマスの飾り付けが目立つのに驚いた。この街に来るといつも歩く通りがあり、そこを歩きながら、レオがいる家に帰りたいと思った。帰れるはずはないのだが、多分、昨年亡くなったレオがいる時もよくこの通りを歩いたので、その時を思い出したのかもしれない。
 家にレオがいないことに少しづつ慣れてきたように思うが、レオがいない寂しさは心の中にしっかり根付いた木のようにわたしから離れない。言葉を話せない犬だが、言葉を話せないからこそ通じ合うものがあった。
 「はやぶさ2」が30日に打ち上げられるそうだ。昨日、BSで初代はやぶさの映画を見たが、2003年に打ち上げて2005年に地球に帰る予定だったが、想定外のことが起こり、2010年に帰還した。映画を見ながら、はやぶさが宇宙を迷走している間、地球にもわたし個人にもいろいろあったなと思った。はやぶさ2が無事に地球を飛び立ち、ミッションを終えて地球に帰るまでに、何かいい変化があるといいのだがどんな変化があるのだろうか。


わが家の小さな紅葉景色
都内某所で見つけた実生のイロハモミジを
10年ほどかけて盆栽風に育てた
この秋初めてきれいに紅葉した
今までは枯れて落ち葉となっていた