久しぶりの外出

 大雪が続き、風邪をひくなど体調を崩し、ほとんど外出していなかったが今日の午後は久しぶりに町に出かけた。
 あるセミナーを聞くためだが途中10分の休みを入れて、2時間ほど続くセミナーだった。あまり興味のない話になると、気持ちが集中できず、外出するときいつもバッグに入れて持ち歩いている柴犬レオの写真を見て、資料が入っている紙袋にいたずら書きした。レオを描くのは8ヶ月ぶり。写真を見てレオを描くと、レオがいたときよく描いていた感覚がよみがえってきた。レオはやはり、かわいいなあ。
 こんなふうに暇つぶし的に描いているわたしを見て、レオはなんて思うだろう。ごめんね、家でレオの写真を見て絵を描くことはまだできそうもない。いつかできるかもしれないし、できないかもしれない。
 セミナーの帰り、最寄駅から家に帰る途中、レオに似た老犬がいる家の前を通り、あのわんちゃんは元気だろうかと家の外回りを見た。玄関と反対側の裏庭に犬小屋が置いてあったがもちろん、この寒い中、老犬はいない。家の中にいるのだろうと思い、その家を後にした。

 午後、でかけるときに郵便受けをのぞいたら、郵便物が・・・・・。手に取るとuiriさんからの届け物だった。平たい形状と持った感じで、もしかしたら・・・と思ったが的中。思い出したのは昨年レオがいたときのこと。同じ2月。まだ暗い夜明け前の郵便受けに思いがけなく郵便物があり、それがuiriさんから送っていただいた酒粕だった。
 昨年はレオの散歩で冷えたからだを甘酒であたためた。思い出の味わいだ。今年もその甘酒を昨年末から毎日のように飲んでいる。レオのことを思い出す味だが、辛いとは感じなくて、しみじみと味わっている。
 uiriさんの酒粕、しみじみ楽しませていただきます。ごちそうさま。ありがとう。

紙袋にレオの落書き

2012年3月のレオ
このころは調子のいいときは、まっすぐ歩けた