東京はこの夏一番の暑さに・・・・・・

 カンカン照りがヒートアップしたような、猛烈な陽射しが降りそそぐ。朝早くから暑かったが、今日は週2回の燃えるゴミを出す日なので、庭の掃き掃除や剪定枝をゴミ袋に入れたりなど、いつものように動いていた。風の強い日が続くので、この季節でも、駐車場は枯葉がいっぱい(ツツジなど常緑樹の枯葉のようだ)。枯葉には昨年6月に亡くなった柴犬レオの毛がたくさんからみついている。レオの毛がついた枯葉はゴミとして捨てないで庭に埋めている。
 暑いなと思いつつ、いつもより作業がきつく感じたのは確か。家に戻ったら、なんとなく調子が悪いがお腹が空いていたので、朝食を食べた。食後もなんとなくおかしいが続いていたので、自分の部屋にエアコンを入れて横になった。朝10時前からエアコンを入れるのは、今年の夏ははじめてだ。部屋は多少涼しくなり、調子のおかしいのは変わらないが悪くはならないので静かに午前中は部屋に横たわって過ごした。
 締め切った掃き出しの窓の向こうに、青色が濃くなった夏空が眺められる。ぎらぎらの太陽が空の青色を鋼鉄のように磨き上げている。椿の葉っぱも強烈な陽射しを浴びて、銀色の金属板のように光っている。椿の葉はタフだ。真冬には重たい雪が積もっていても、じっと耐えるような静かな表情をしていた。
 暑い日は外で身体を動かす作業は控えないといけないな。反省しつつ、身体を休めた。

 午後、エアコンを入れた居間でTVを見ていると、理化学研究所・副センター長の笹井氏が自死されたというニュースが流れた。最期の場所に自らの職場を選んだことが、強烈なメッセージを発しているように思った。生きていることができないほど追いつめたものはなんだったのか。
 合掌

 日が落ちた夕方の庭は風が少しだけ涼しく感じられた。2種類のトンボが花壇の上を飛んでいる。ミソハギの枝に止まるトンボの姿を見るだけで、ほっとする。太陽がぎらつく暑い一日が終わったことをトンボの姿が語っているようで。
 もう少し早い時間の夕方、空に月影が出ていた。上弦の月のかたちをしていた。今夜はお月様がきれいかもしれないな。


鷺草がもう少しで咲きそうだ
今年は花茎がいつもより長く伸びているような気がする


カワラナデシコ、百日草、千日紅、青紫蘇を植えた花壇
今年は柴犬レオを偲んで、ここに花を植えた
駐車場の後ろにあり、レオとよく過ごした場所に近いから