草むしりをして柘榴の木を剪定した

 今日は朝から晴れたが朝方は風が冷たかった。陽射しが出る日中はコートなしでも過ごせるほどになった。
 気温が上がると庭の草が目立ち始める。昨日の雨で土がやわらかくなり、抜きやすくなったのでいろいろなところの草をむしった。まず花壇の草取りをした。忘れな草がブルーの小花をたくさん咲かせ、ビオラの花数が多くなりヒヤシンスも咲き始めた。あまりはびこってほしくない草を抜いて花壇の花を引き立てようと思った。ひめおどりこ草やほとけのざはわたしの好きな野の花だが大きな株になるとせっかく植えた草花がきれいに咲かなくなるので、涙をのんで(?)引き抜いた。
 いわゆる園芸植物だけでなく野の花も好きなのだが庭を管理するとなると自由に伸ばし咲かせるわけにもいかない。むずかしいところである。ただこう言ってられるのは春の初めくらいで季節が進むと草取りと草の成長の追いかけっこになる。
 あとは奥庭に生えた丈の短い草をスコップで削り取るようにし、額紫陽花の下に生えた草、サワラの大木の下の草もむしり取った。人間が踏みしめるところは土が固くスコップで取り、木の下や花壇は土がやわらかいのでたやすく抜ける。
 夕方になったがまだ明るいので柘榴の木を剪定した。高枝鋏でざっと切ろうかと思ったが切り出すとしっかり切りたくなり、脚立を持ってきて上って短く切り詰めた。柘榴の枝はこまかいとげがあり、ちくちくとさされながら切ったり、切った枝を始末した。棘のある樹も棘のある人も嫌いかも。


 柴犬レオがいた頃の春のブログを読み返したらレオのことが思い出されてたまらなくなった

 ブログ読めば2012年柴犬のレオがをりし春がよみがえる
 老いにける犬とつかのまおだやかな日々ともにせり花あふるる4月

 週に2回近所にやってくる豆腐屋がいる。昔ながらのラッパの音を響かせて。あと何年聴けるか。

 軽トラックで豆腐を売るひと昔ながらのラッパの音で知らす
 金色のラッパ昔の職人が作りしもので古びてをりたる
 録音したテープを使ひ流したるラッパの音は夕暮れの音

あわいピンク色の雪柳が満開に 

黄色と赤紫のビオラにうすい黄色や青紫、ピンクのヒヤシンス、青い小花のネモフィラ
プランターに花開いた春の花畑

こちらは花壇に植えたヒヤシンスとビオラ、青い小花の忘れな草がまわりをふ縁どるように植えられている


老犬ももこのためにピンク色のチューリップを植え
ピンク色のプリムラを植えた
まだつぼみが上がってこないが花が咲いたらきっと愛らしい花壇になるはず