蒸し暑いので何日かぶりに日中、エアコンをつけた。昨夜はけっこう〈6時間くらい）眠ったはずなのに、午前中横になりたくなり、ちょっと休もうが2時間の昼寝になってしまった。
エアコンをつけたのは午後からでほとんど部屋に閉じこもっていた。
何かの拍子に、ネクタイで作ったネックレスのことを思い出し、1年何か月かぶりにネクタイをほどいた布やウッドビーズが入っている袋を開けて見た。柴犬レオがいた昨年の春にいくつかのネクタイをほどいてアイロンがけをしたものがあり、あの頃はこんなことをしていたのだなと思った。レオの16歳の誕生祝いに手作りしたネクタイネックレスは今はウッドストックのぬぐるみが代わりにしている。それを手に取って、身に着けてみた。首の太さはほとんど変わらない。晩年になり痩せてきたレオにあわせて小さめに作ったのに、わたしの首周りにぴたりなのが哀れに思えた。元気でもっと体重があったときは、わたしより首周りが太かった。わたしの体重の5分の１ほどなのに首周りがこんなに太かったレオ。わたしはイヌとしてのレオを本当に理解していたのだろうか。イヌとしてレオにもっと近づきたかった。もっとレオをよくわかってあげたかった。
亡き犬の首輪をつけて偲びたり7月最後の暑い日に
愛犬の気持ちわかってやれたのか答えのない問い胸しめつける
午後はエアコンをつけた部屋で、ドライフラワーになりかけた紫陽花を鉛筆でスケッチした。手毬咲の紫陽花のまるい立体感がなかなか表現できない。
赤いグラジオラスが咲く夏花壇
一番下の花が咲いた
赤いダリアも暑さに負けずに咲き続けている
