草むしり、紫陽花の剪定など

 暑い一日となり、午前中は扇風機の風でしのいだが午後からはエアコンをいれて熱中症予防に努めた。
 というのは午前中、昨日長電話した犬友だちにまた電話をしてしばらく話した後、庭に出て気になっていた草むしりをして汗をかいた。部屋に戻ったときなんとなく身体の調子が変だったので、エアコンを使ったのである。
 涼しい部屋でにしばらくいたら、元気が戻ってきたので、こんどは玄関の掃除をした。柴犬レオが昨年6月に亡くなって以来、玄関のたたきの掃除はしているが、そのほかはほとんどしていない。いろいろなものが積み重なっていて、いくらお客様が少ないとはいえ、もう少しなんとかしようと思った。玄関の隅の柱にレオの涎がついて黒くなっているのも、水拭きで拭き取った。
 午後は涼しい部屋でゆっくり休み、夕方になり、この庭でいちばん古株,かつ大株の紫陽花の木を剪定した。根元から太い枝が何本も伸び、さらに枝分かれして無数の枝が錯綜している。細い枝は根元から切り、枝数を少なくした。分岐する枝数が多いと、ひとつひとつの花が小さくなる。太めのしっかりした枝には、大輪の花が咲く。紫陽花の大きな花は見事で、一本花瓶にさすだけで美しいと思った。
 最近はなるべく左手で鋏を持って剪定するようにしているが、この大株の紫陽花は切る枝が多すぎて、やはり右手で切るしかない。頼りになるのはやはり右手なのである。

午前中、電話で話した犬友だちはわたしの友だちの中で(多分)唯一、見えないものの話ができる人だ。「〈他界した)レオ君を感じることがある?」と聞かれたので、「いつでも感じている」と答えると「それならレオ君はそばにいるんだよ」と。「レオだけでない、父も母もいるような気がする」とわたし。いつもではないが、レオがわたしのそばにいるのを感じることがよくある。


今年買って5月半ばに植えつけたグラジオラスが花開いた
数年植えっぱなしのグラジオラスは、もう少し赤みのある黄色だが
これは透明感のある涼しげな黄色だ



百日草の花を毎日見ているとおもしろいことがわかった
開花した後に、雌蕊が少しづつ盛り上がっていくが、
その雌蕊からまた花びらが出てくる
最初の花びらにさらに花びらが重なり
いっそう豪華になった
これが百日草というネーミングの由来なのだろうか


咲き始めの百日草
真ん中の雌蕊がこれから盛り上がってくる