夏休み前の最後の生け花教室に行った

 あまり陽射しはないのに、蒸し暑くて風もなく、空気がこもったような天気だ。日中、エアコンをつけないが扇風機の風で涼をとった。
 今日は月に2回ある生け花教室の日だが、朝起きたときは休もうかどうか迷っていた。庭に出たり、朝食を食べたりするうちに前回休んだので、今日は行こうという気持ちに変わった。
 10時半ごろ、柴犬レオの散歩中に知り合った友だちより予定がなければお昼前に会いたいという電話があった。年老いたご両親の世話をしながら、仕事もし女一人で子育てをしている方なので、いろいろ大変なことがあり、話を聞くことだけしかできないがときどき会って話す時間を持っている。だが今日は生け花教室があり、その前に少しだけ会うのも体力的に無理と思ったので、後で電話をし合うことにして電話を切った。
 午後から生け花教室に行くと、8月は夏休みであることを初めて知った。夏休み前の最後の教室を休まないでよかったと思った。
 今日の花材はそけい〈枝もの〉、黄色い大輪の菊3本、牡丹色の菊3本。1年近く生け花を習い、上達したという意識はないが枝や花を思い切って切ることができるようになった。最初はどのくらいの長さで切るのかわからなくて切れなかった。切れない時期が5月の終わりまで続いた。切れるようになったのはつい最近である。切れるようになると生け花が面白くなった感じがある。


青々としている菊の葉っぱだが、数日すると黄色くなり、枯れ上がってくる
そうなったら、そけい〈枝〉を左右に広げるようにして活け、
真ん中に短く切り詰めた菊を活けるようにするといいと先生から言われた



台湾の澎湖島で旅客機が着陸に失敗したというニュースを見て、20年ほど前、台北から旅客機に乗り、澎湖島に行った時のことを思い出した。小型旅客機なので、大型より飛行機に乗っているという実感がリアルに迫ってきた。原付スクーターをレンタルして島巡りをした。その時、島にある判子屋さんで,好きな石を選んで名前を彫りオリジナルの判子を作ってもらった。