ハンゲショウを描く

 雑節のひとつである半夏生は、夏至から数えて11日目とか。7月2日前後になるようだ。というわけでもないが、近くの用水路沿いに咲くハンゲショウを描いてみた。
 6月の初め頃から花穂が伸び始め、葉っぱの色も白く色づいてきた。7月2日現在は、花穂がすっかり伸び切り、根元のほうは結実している花が多い。先端が白く染まった葉っぱと、緑色のままの葉っぱが美しいコントラストをなしている。
 鉛筆でスケッチしたのは早朝、6時前で彩色は写真を見ながらにしようと思い、撮影もした。ジョギング中の女性がスケッチブックをちらっと覗いて、すぐ立ち去った。何を描いているのだろうと思って覗いたが、何を描いているのかわからなかったかもしれない。
 午後になり、写真を見て緑色の水彩色鉛筆を何色か混ぜ、色付けする。使った色は緑色と茶色のほんの少し。白は余白で表現する。緑色と白色は視覚的に鮮やかで、清々しさもあり好きな配色の一つだが、絵にすると難しいと思った。
 絵を描いた後、急に眠くなり2時間近く昼寝をした。植木屋さんが来たばかりだが、比較的背の低い木は自分で切ることにしていいて、花が終わった額紫陽花を数本剪定。名前のわからない落葉所が隣家の方に太めの枝を伸ばしているので、脚立に上り、ノコギリでほとんどの枝を切った。こんなこともあり、疲れが出たようだ。



ハンゲショウの絵
この花は柴犬レオとの思い出につながっている
昨年、レオが亡くなる前の日〈6月14日)に撮った写真が、近く用水路のハンゲショウだった
ハンゲショウの写真を何枚も撮ったがレオの写真は撮らなかったのが心残り



彩色のとき観るために撮った写真
花穂が伸びているのがよくわかる
咲き始めはもっと短かった
どっちにしろ、花より葉の方が目立つ