心地よい風が、辛さをいやす

 一昨日から疲労がたまったためか、絶不調だった。特に昨日は朝起きてから梅ジャムを作り、その後は一日中横になっていた。腰が痛く、首筋も痛い。身体が重くて動けない。数時間眠ると目を覚まし、水を飲んだりしてまた眠るを繰り返し、お昼ごはんは抜いて、朝食と夕食だけ少量を何とか口に押し込んだ。夜も数時間眠っては目を覚ますを繰り返し、目を覚ます度に水分を補給した。風邪気味でもある。
 収穫した梅をご自宅まで持って行った奥さんが風邪をひいて盛んに咳をしていたので、もらったかもしれない。弱り目に祟り目の心境。風邪をひいている人にはこれからは近づかないようにしようと心に誓った。最悪の昨日をなんとかしのぎ、今朝は少しだけ体調が戻っていた。腫れぼったいのどもだいぶ良くなった。とはいっても今日もほとんど横になって過ごした。朝夕のメダカの餌やりと、鷺草やダリアなどの植木鉢の水やりのときだけ庭に出た。
 夕方、庭に出ると風が心地よい。風に吹かれていると、身体の不調に悶々とした時間が少しずつ消えていくような気もする。昨日、起き上がれずに横になっていたわたしの傍らに、昨年亡くなった柴犬レオがそっとやってきて、添い寝をしてくれたような気持になった。レオがこの家にいたとき、レオはいつもわたしの気持ちの動きを感じていたにちがいなく、レオのまなざしに「どうしたの?」「大丈夫?」という語りかけを観ることがあった。レオはわたしが辛い時困った時、あの時と同じまなざしでわたしのそばに来てくれるようだ。


昨日作った梅ジャム


夾竹桃の花
6月初めから咲いて
夏の間咲き続ける


葡萄が二房だけなった
葡萄の木は10年前くらいに父が植えたが
実が成ったことはあまりない
1,2回はもっとたくさんの実がついたのをおぼえている
スモモの実が少しづつ赤く熟して、桃の実は日に日に大きくなっていく
これから夏にかけて果物がたくさんの庭