柴犬レオの6回目の命日は雨

朝4時半ごろ目が覚め、玄関の扉をあけると外は雨だった。

それからずっと雨は降り続く。

 今日は6年前に柴犬レオが亡くなった日。6年前も6月15日は土曜日。昨日の金曜からレオの命日を意識した。

 雨の中、庭に出て紫陽花をひと枝切った。ひと枝に2つ花が咲いている。

 少し前から供華として手向けた紫陽花といっしょに少し大きめの花瓶に活けた。

 6年前の15日は紫陽花の花の盛りを少し過ぎた頃だった、今年はまだこれからという感じだ。アガパンサスは同じように咲き始め、あのとき咲き始めた大輪のダリアは今年は咲かないようだ。

 2012年と2013年の6月のブログを読んでみた。2012年のブログはまだ元気で少し安心して読める。レオが亡くなる前後を記してある2013年6月のブログはあまり読めない。レオが亡くなる前のブログは思い出すのが辛くて特に読めない。亡くなってからのブログを読んだ。6年前と同じ気持ちを持っているが歳月がわたしの悲しみ、苦しみを心の底に沈めてくれた。だから今はおだやかな心持ちでレオを思い出すことができる。

 レオが亡くなった2016年6月と同じように、庭のすももの木はたわわに実っている。違うのは実の熟した方、6年前はもうすでに赤くなっていた、今年はまだ青い。だが十分大きくなったので陽射しが出たらすぐ赤くなるにちがいない。

 レオ君、君を思う気持ちに変わりはないよ。いつも心の中にいて、励ましてくれるレオ。君に支えられているよ。

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 レオへの思いとは別にやらなけらばいけないことはやった。歌会の詠草をWordでまとめたものをプリントした。参加者は先生を入れて9名。今回は参加者が提出する短歌が今までの2首から3首に変わったので、先生の歌はなくなった。8名のうち、3首を出したひとは5名で21首の詠草である。

 プリントしたものをコンビニに持って行き、人数分のコピーをとり、封筒に入れ投函した。司会者には歌を詠った人の名前を入れたものを送った。歌を出さず、歌会を止める予定の人にも会費がまだ残っている人には詠草を送った。

 

 午後は傷んだ梅の実を刻んで梅ジャム作りの下ごしらえをした。今年はすでに3回作っているが作るたびに味が違う。一度煮立てて、細かい泡のようなあくをていねいに取り除くことと、甘味の決め方、どこまで煮詰めるかが美味しい梅ジャム作りのポイントのようだ。

 

雨が降る川になじみの鷺見えずえさ探す足のしぐさなつかしむ

 

小学の同期生目を病みたればつきそわれわが横を歩きをり

 

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