夏〜秋に向けて花壇に植え付け

 早朝は雨が降っていて、ガラス戸越しに庭を眺めると雨に濡れた紫陽花や梅の木の葉がしっとりとした緑色になっていた。この緑色を見ると、昨年6月に他界した柴犬レオのことがありありと思い出される。最後の頃はレオは庭に面した部屋にいることが多く、わたしは居間からレオを見守りながらその向こうに雨に濡れた庭の木々を眺めていたことが記憶に残っている。
 しばらくすると雨が止んだので、ベニカナメの剪定の続きをした。7〜8本ほど切ったところで疲れたので、作業を終えた。衣服が水滴に濡れていたので着替えをした。
 花壇の植え付けは夕方近くになってからした。青色の濃淡のロべリアと、ピンク色のトレニア、青色のトレニア、日日草二株、ブルーのイソトマ一株。ぜんぶで7株の花苗を、柿と桜の葉で作った自家製腐葉土と化成肥料を土に混ぜ込み、植え付けた。春に咲いた忘れな草のこぼれ種が落ちて、小さな双葉がたくさん芽を出している。花壇の一部は忘れな草の芽が育つように他の花を植えずに空けるようにしている。
 植え付けの前に、久しぶりにお墓参りに行った。久しぶりといっても、2週間ぶりくらい。花屋さんで買ったピンク色のカンパニュラに、庭で切ったカワラナデシコと、紅(くれない)という名前の紫陽花を加えて持って行った。明日はお寺で施餓鬼法要があるが欠席するので、せめてお花だけでも手向けようと思った。



植え付けた後の花壇


手前の白紺の花がトレニア、奥の濃いブルーと薄いブルーの二株がロべりア



白いカンパニュラが咲き始めた
これも花壇の中