柴犬レオの11回目の月命日

 今日は昨年6月15日に、愛犬のレオが他界してから11か月目になる。
 昨夜はレオが障子に寄りかかり、がたがたさせながら歩いていたことを思い出した。レオが寄りかかるところがガラスになっている障子なので、いつか割れるのではないかと危ぶんでいた。今はそういうレオがどんなに辛かったかという思いが強い。レオは大変だったのに、あの頃のわたしはそういうレオを見ているだけだった。落ち着くのを待っていた。レオに寄り添ってはいても、レオの気持ちが本当にはわからなかった。
 レオの仏壇に置く写真を変え、庭からクレマチスナデシコを切って手向けた。仏壇に遺骨があるレオは、亡くなってからもわたしのことを見守っているように思う。レオの骨はレオがこの世に生きたことの証し。骨だけを残してこの世から消えていくのは寂しくてたまらないが、わたしにとってはおろそかにできないもの。供養というより守りたいという気持ちがある。この世を去ってもレオは支えてくれている。レオと積み重ねたたくさんの時間、培った絆がわたしを生かしている。
 昨年の今頃撮った写真を見ると庭の花や花壇の様子がわかり、今年は一週間くらい花が咲く時期が遅いということがわかった。遅咲きのクレマチス、’プリンセス・ダイアナ’や’ハーグレイ・ハイブリッド’は昨年は今頃咲いていたが、今年はまだつぼみである。春夏秋冬、同じように季節が移ろうように思えるが、同じ春も夏も秋も冬も二度とないのだなと思った。
 午後は車に乗ってホームセンターに行き、夏〜秋の花壇用の草花を買い揃えた。植える時期が少し遅いが、グラジオラスの球根も12〜3個買った。売れ残りなので半額だが咲くかどうか・・・・・・。いや、きっときれいなグラジオラスが咲くと信じよう。レオの月命日に買った球根だから(グラジオラスは球根を植えてから約三か月後に花が咲く、8月の中〜下旬、夏の終わりごろに咲くだろう)




レオに手向けた花
ぜんぶ庭から切ってきたもの
クレマチス芍薬、バラ、ストック、矢車菊ナデシコ


若い頃の写真もあるが、
左の写真立てには昨年5月15日に撮影した写真を入れた


今日買ってきた草花
トレニア(ピンク色と青)、日日草〈ピンク色の濃淡)、ナスタチューム〈濃いオレンジ)
イソトマ〈薄い青),ロべリア〈濃い青と薄い青)、マリーゴールド〈黄色)