久しぶりに昼寝

 朝から晴れてさわやかな五月晴れの天気。風がここちよいが、日中の陽射しは強く感じる。
 朝はいつもの千葉の八百屋さんが近所にやってきて、トマトや新キャベツなどの野菜を買った。いつもおいしいお惣菜を持ってきてくれる近所の友人にも同じものを買い、届けた。
 その後、車で区の図書館まで行き、借りていた本を返し、その本を再度借り、別の本を新たに借りた。さらに2冊の本を他の図書館から取り寄せるように予約した。よくブログへ訪問させていただいているbeatjwさんが、友人の方から勧められた本として紹介している本である。小津安二郎監督とその代表作『東京物語』について書かれた本だ。『小津安二郎と「東京物語」』〈ちくま文庫)と『「東京物語」と小津安二郎』(平凡社新書)という、タイトルが似ている2冊の本である。
 図書館の帰り、菩提寺に寄り、墓参をした。数日前に手向けたアルストロメリアの花とコデマリはまだ元気で、風に吹かれて優しく揺れている。花立の水を替えた。墓地にそそり立つ大銀杏は若葉が茂り、1週間前とはだいぶ印象が違った。茶色の枝に新芽が連なり、密生した枝の向こうには春の空が透けてたくさん見えたのが1週間前、今日は、枝も青空もあまり見えなくなっていた。
 昨夜は5時間半くらい眠ったはずなのだが、なんとなく疲れが残っている。午後はちょっと休もうと横になったらそのまま1時間半ほど眠ってしまった。目覚めてほんの少し障子があいている隙間から見上げると、青空を背景に梅の若葉が風にそよいでいる。ああと思った。こういう季節になったのだな。昨年の同じ頃には柴犬のレオがいた。同じ部屋でいっしょに昼寝をしたこともよくあったが、レオが別の部屋にいるときは昼寝から目覚めたわたしはすぐ起き上がり、レオがいる部屋に様子を見に行った。もうレオはいないのですぐ起き上がることもなく、しばらく横になり、やっと起き上がる気持ちになれた。

花壇で咲いている矢車草
花の色が飛んでしまい、なかなかきれいに撮れないが
これは青紫色が出ているほう



満開のコデマリ



4月22日に撮影した花壇
忘れな草はそろそろ終わりとなり、来年のためにタネを成熟させつつある



大きなつぼみをつけたクレマチス
青紫色の花が咲く