今日は生け花教室

 おだやかな晴天が戻ってきた。午前中は椿や梅の木など庭木の剪定しようと思ったが、近所の友人より携帯に着信があり、コールバックすると竹の子ご飯を炊いたのでいただけるとのこと。お互いの家までの距離の半分くらいまで歩いて、道で受け取ることにしたが、いろいろな偶然が重なり、結局ご自宅に伺うことに。
 駅前の銀行の店内で、水彩画展が開かれ、友人の作品も展示されるとかで、ご自宅ではその絵を見せていただいた。6点の葉書サイズの絵を大きな額にレイアウトしてある。五月の節句に合わせて鯉のぼりや五月人形、旬の竹の子の絵もある。これを見て、浜松に住む旧友から送ってもらった竹の子の絵を描けばよかったと思った。ただ調理して食べるだけでなく、絵にして残しておけばよかったと。友人は調理師の免除を持っていて料理の腕前はプロ級。炊き立ての竹の子ご飯は今日のお昼に美味しくいただいた。
 午前中は庭木の剪定はできずに、午後からは月に2回の生け花教室へ。新しい生徒さんが一人増えて少しにぎやかになった。ただ、年齢的に高齢の人が多いのは変わりなく、テーブルや椅子のセッティングをあまり手伝っていただけない。わたしも重たいものを運んだりが苦手。家での庭仕事は他にやる人がいないので、肉体労働(?)にも励むが、外では力仕事はしたくないのが本音。みなさんから比べると少しだけ年齢が下だが、頼られると負担を感じてしまう。
 愚痴っぽい話になってしまった。今日の花材は、美女ナデシコヤマツツジ、菖蒲。五月の節句にあわせた取り合わせである。菖蒲の花は濃い紫色が2本と藤色の斑入りの花が1本。ヤマツツジの若緑色の葉っぱと合いそうだ。
 ヤマツツジの枝を左右に広げるように生け、真ん中にナデシコと菖蒲を生けた。


ヤマツツジの葉は初々しい若緑色で葉の大きさも小さく、枝葉の間に風が流れているのを感じられる
菖蒲の花がまだつぼみだが、花が開くともっと華やかになるはず