風が吹き荒れる

 昨夜は雨が降ったようで庭のくぼみに水がたまっていた。
 朝方はそんなに風を感じなかったがいつからか風が強くなった。吹き荒れるという感じ。庭の樹々が煽られて芽吹いたばかりの若葉がほんろうされていた。花壇の草花は強風の影響をもろに受けそうだがなにもしなかった。ただ切り花としてチューリップや矢車草を何本か切った。風で傷む前に活けてみようとと思った。
 あれほど荒れ狂った風はブログを書いている午後5時現在はぱおさまっている。風が止んだら気温が下がったようだ。
 いつも日中過ごす居間のまわりを片付けた。炬燵に向かって過ごすとその周りにいろいろなものが集まってくる。新聞や本、辞書、郵便物、新聞の切り抜き・・・・・。いつのまにか積み重なり、必要なものがどこにあるのかわからなくなる。来週の火曜日に開かれる歌会のために選歌をしようと思ったが、歌をプリントした紙が見つからずあちこち探した。結局、テーブルの上に重なっていた。
 いろいろなものが整理されずごちゃごちゃ置かれているのは嫌いだがどうしてもそうなってしまう。いらないものはどんどん捨て、必要なものはきちんと置く場所を決めればいいのだがなかなかそうならない。


 柿の木も桃も梅も若葉となり空に枝(え)を延べ地に影をまく

 花たちの散り急ぐさま眺め暮し気がつけば庭の若葉きらめく


矢車草は風にしなやかに従って茎は細いが折れそうで折れない

コデマリも枝がしなやかで左右に煽られても大丈夫


満天星躑躅ドウダンツツジ)の若葉
緑色と言っても色合いがそれぞれ違っている
花が好きだが新緑はもっと好き