柿の木の枝を払う

 昨日よりさらにあたたかくなり、庭に植えたスモモの花が3分咲くらいになった。桃の花も2つだけ花開いた。桃の花のつぼみは大きくふくらみ、先端は濃いピンク色で明日にはたくさんの花が咲きそろうだろう。
 何日か前に柿の木の太めの枝を切ったが、今日も午前と午後にわたり、何回かにわけて高い所の枝を高枝鋏の先端に取り付けたノコギリで切り落とした。
真っすぐ上に向かって伸びている太い枝が気になり、何本か切り落とした。切り落とした枝を短く切って、ゴミとして出せるように紐で束ねるところまでやった。太い枝といっても今日切ったのは直径5〜8センチくらい。高い所のもっと太い枝は植木屋さんに頼むしかないだろう。
 あたたかくなり目立ちはじめた雑草を根っこごとむしり取ったり、植木鉢やプランターの水やりをしながら、昨年の今頃も同じように庭仕事に精を出していたのだろうなと思った。あの頃は大好きな柴犬レオがいた。庭に出ているときも時折家に戻ってレオの様子を見に行った。いっしょに庭に出ることもよくあった。同じように庭仕事していてもレオがいないことが不思議でならない。レオがいなくても同じようにしていることが、何かの拍子にとても変なことに思える。受け入れられないように思える。
 わたしの中のある部分では、レオが亡くなった時から時間が止まっている。あれから時間が流れ、いろいろなことをレオなしでやってきたが、そのことに大きな意味がないような気もする。何かしないと生きていけないから、何かをしただけ、みたいな。


花開いた桃の花
今日はふたつだけ


白く小さな花が可憐なスモモの花
昨年の春はスモモと桃と桜の花が同時に咲いている時期があったが
今年はどうだろう