クレマチスの手入れをした後、春の選抜大会を観た

 今日は春の選抜大会に出場する母校の試合があった。第三試合なので、それまでの間は庭に出て、買ってきた椿の苗を植え付けたり、クレマチスの手入れをした。午後早くは、お彼岸の中日なので、近くの菩提寺にお墓参りに行った。
 椿の苗木は30センチにも満たない小さなものだが、植えた場所は家の敷地の一番奥で、オカメ桜の木の斜め後ろあたり。このあたりにはアオキの大株が2本植わっていたが樹勢が衰え、昨年末に枯れてしまった。根も枯死していて、簡単に取り除くことができた。大株のアオキがなくなり、ぽっかりと空いたところに小さな苗を植えたが、なんとなく心細げで寂しさが漂う。ここは父母がいたころはソメイヨシノの古木がどっしりと立ち、アオキの常緑の葉が一年中繁っていたので、敷地の外の細い道の通行人から完全に目隠しされていた。現在は、見通しが良すぎる状態だが、ナンテンの木が新芽を伸ばして大きくなればほどよくし視線をさえぎってくれるだろう。
 お墓参りから帰ってから手入れしたクレマチスは、わが家に来てから10年以上になる古参の株で、植木鉢を少しずつ大きくしてきた。今は直径30センチの大鉢に植えて3〜4年たち、これ以上の大きな鉢に植え替えられない状態だ。それでもたくさんの新芽を出して、つるを伸ばしかけているので、植木鉢の周りに長い剪定枝を5〜6本さして、ビニタイで枝に伸びかけたつるをとめて、誘引した。
 このクレマチスは大きな鉢に植えっぱなしなのでいつか根詰まりして、枯れるのではないかと心配で、さし芽で子孫を残したいと何回か試みているがうまくいかない。昨年も柴犬レオがまだ家にいる頃、かなり本数をさし芽したが、根が出てきた後の植え替えがうまくいかなくてぜんぶ枯れてしまった。今年もさし芽をするつもり。今年こそうまくいくといいのだが。

 春の選抜大会で、母校は大阪の強豪と試合をした。ノーヒットノーランからは逃れたが、一点も点数が取れなかった。がっかりして、心の中のレオに話しかけた。「レオ、お母さんの母校はぜんぜん点が入らず負けちゃったよ。がっかり・・・・・」「お母さん、ものは考えようだよ。選抜大会に出られただけでもいいじゃない。テレビを見て応援できたでしょ」「そうだね。こうしてレオちゃんとお話しできるのも試合があったからだし」
 こんど同窓生に会った時、この話で盛り上がるかもしれないし(?)。頑張った後輩たちに感謝。


日あたりのいいところに植えた乙女椿が満開に


プランターに植えたネモフィラもちらほら花が咲き始めた
ビオラは満開
もう少したつと、球根をたくさん植えたヒヤシンスが彩りをそえる
写真は19日に撮影したもの