雨の日に、柴犬レオの写真を整理

 朝から冷たい雨が降り、冬が戻った一日だった。
 ブログを始めてから、ほぼ毎日デジカメで撮っていた写真を日毎にファイルにまとめ、さらに月ごとにファイルを作ってまとめ、それをDVDにコピーして保存している。レオの写真だけでなく、庭の草木などの写真も多く、季節の移ろいの中で過ごしてきたレオとの生活が写真で追えるようになっている。ただ、写真の枚数が多いので、抜粋した写真を月ごとにまとめたファイルを作ろうと思った。
 今日は2013年の3月の写真をパソコンで見ながら、ほしい写真を選んでコピーし、「2013年3月のレオ」というファイルに張り付けた。3月1日から15日分の写真だけでかなりの時間がかかり、今日はここで終えることに。昨年は今年より春の進み方が早く、3月半ば前に雪柳が咲いていた。庭の桜も今頃はもう咲き始めていた。庭やプランターに植えた花が春爛漫と咲き誇る中で、衰えが激しいレオの写真があり、胸が痛くなる。毎日レオといっしょにいても、あのときはこれほどまでにレオが衰えていると思っていたなかったのではないか。時間がたって見えるものもあると気付いた。ただ、これはわたしだけの問題かもしれない。何かに没頭すると、一歩引いて観ることが出来にくくなる。一歩引くとありありと見えるものが見えなくなる。レオに悪いことをしたなと思うのはそういうところもある。
 昨年の3月のレオの写真は、部屋や庭で横になっている写真が多い。気持ちよさそうに寝ているのもあるが、半開きにした口もとに辛そうな表情が見える写真もある。駐車場のブロック塀に寄りかかって歩いている写真もやっとという感じで、抱きしめてあげたい。どうしてそうしてあげなかったのだろう。
 でもレオはどんどん辛くなる中で、ここでわたしと暮らしてきた。その健気さに心からありがとう。レオのこと、大好き。大好きだよ。すごくすごく好き、大好き〜だよ〜。またまた泣いてしまいました。


居間と続きになった庭に面した部屋(広縁と呼ぶそうだ)に置いた本箱の横で、
眠っているレオ
広縁はレオにとって最高のくつろぎ場所だった
特に春と秋、冬の昼間は

本箱に並べた本の上の隙間に頭を入れて、
本箱の裏側まで頭が入ってしまったことがあるので
布団を重ねて入らないようにしている