椿の苗木を買った

 昨夜は珍しくなかなか寝付けず、夜中の2時過ぎまで起きていた。その後眠ったようだが早朝6時半ごろ目が覚めた。柴犬レオがいるころは、このような睡眠が日常だったので、寝付けない夜、レオのことをいろいろ考えた。考えてもレオがいないことは動かしようがなく、そのことが胸にのしかかった。玄関のドアを開けると、梅の木の向こうに月が見えたが庭には出なかった。
 そんなわけで午前中早い時間はすっきりしなくて、自分の部屋で布団の中にごろごろしていた。こんなことをしていると、もしレオが見ていたら心配するだろうなと思い起き上がり、いつものように一日を始めた。自分の部屋から出て居間に行き、朝食を作ったり食べたり、新聞を読んだり。庭に出てメダカの餌をやるのが一日の始まりにすることだ。
 午後は前々からほしかった椿の苗木を探しに行くことにした。インターネットで1月頃から探していたが、あまりに品種があり過ぎ、どれにしようか迷っているうちに3月になってしまった。ネットで注文するのもいいが、目で実際に見て選ぶ方が良さそうに思った。
 車で2か所のホームセンターに行ったが、片方の店には椿の苗木があったが気に入ったのがなく、もう一つの店には椿が一本もなかった。疲れただけで家に帰ったがすぐ、近くの商店街の花屋さんまで歩いて行った。実は、他になければこれにしようと思っていた椿の苗がこの店にあったのだ。「曙」という品種で、薄いピンク色の一重のカップ咲の花を咲かせる。わが家には八重咲の椿しかないので、一重咲の椿がほしかったので条件にあっている。できれば赤か白の一重咲、カップ咲がほしかったが「曙」という名前がなんとなく気持ちにぴったりきたので、選んだ。


手に入れた椿の苗木
「曙」という京都で生まれた品種のようだ



うすいピンク色の花が咲く雪柳
柴犬レオがよく歩いていた駐車場をはなやかにしてくれる



駐車場の後ろに植えたミニスイセンが咲き始めた
レオがいた春は、車を止めていない方の駐車場の後ろに
たくさんのミニスイセンが咲いて目を楽しませてくれたが、
今年はわたしの車の後ろでひっそりと咲いている