北風が吹く日、ナンテンの剪定枝を束ねた

 朝から晴れたが北風が強く寒い。だが日中は陽射しがあたたかく、梅や沈丁花などの庭木はさらに花開いた。
 午前中は近くの特別支援学校に行き、敷地内の畑で採れた小かぶとほんれんそうを買った。そのあと、学校内にあるカフェに入り、ハーブティーを注文した。いつもここで飲んでいるものより、味が濃すぎた。多分、抽出する時間が長かったのかもしれない。
 お店は授業の一環として開いていて、先生の指導のもと生徒さんがお客さんの応対をする。生徒さんのひとりがこの春、学校を卒業し、近くの病院に勤務すると他のお客さんに話していた。ご卒業おめでとうとわたしも声をかけた。
 カフェより戻り、お昼ごはんの前に庭に出て、一昨日剪定したナンテンの木を手でぼきぼき折り、短くしてひもで束ねた。大きな束が4束ほどできた。ついでに気になっていたスモモの木の太い枝をのこぎりで切った。スモモの木のそばの花壇の方に斜めに枝を伸ばして、葉が茂ったら花壇が陰になりそうなので、葉が展開する前に切らなければと思っていた。新芽が付き、花芽もふくらみかけた枝を切るのは抵抗があったが、そう言っているといつも夏になると切っておけばよかったと思うので思い切って切った。
 庭仕事の影響か、午後は腰が重く、軽い痛みがある。からだも重くなった感じ。剪定枝を短く切り束る作業は腰をかがめることが多いので、腰に負担がかかる。しばらく庭仕事は休んだ方がよさそう。
 疲れを感じた午後だが、柴犬レオの仏壇をきれいにし、下に敷いているスワトウのテーブルセンターを替えた。レオのお骨を庭が眺められる日あたりのいい部屋に置いて、わたしもそのそばに横になって、あたたかい陽射しを感じながら身体を休めた。



2月14日の大雪の重みで庭の梅の木の太い幹が折れた
折れた幹から枝を切って花瓶に挿しておいたら
花が咲いた
庭の木より少し早めに開花したようだ
テーブルの上に小さな梅林ができたみたいで
梅の花の香りが部屋に漂う