母の月命日

 天気予報では日中は昨日より陽射しがでると言っていたが、10時半になっても薄日もささない。
 先週、風邪をひいてから体調がいまいちすっきりしない。痰が喉にからんで、時々咳が出る。昨日は庭に出る以外は外出せずに家にいた。風邪は快方に向かっていると思うのだが、あまりからだを動かす気になれないのだ。今日は母の月命日なので、ひさしぶりにお墓参りに行きたいが車を出して花を買いに行く気力が出てこない。母はきっと、○○ちゃん、無理しなくていいよと言うだろう。寒いし、ゆっくり休みなさい、と。
 そんなわけで母の言葉に甘えて(?)、お墓参りに別の日にすることに。何もしないのは気持ちが落ち着かないので、近所の和菓子屋さんで花びら餅を買ってくることにした。お供えをしたいから。
 ブログを書いていて、月命日や命日についての記述が多いと我ながら思う。母、父、レオの月命日が月3回あるわけで、わたしの生活は亡くなった家族が大きな存在となっているといえるかもしれない。供養が生活の一部になり、心の支えでもある。とはいっても自分なりの供養のしかた。いろいろな意味で無理をしてもしかたない。ほどよく気持ちよく供養したい。
 近くの和菓子屋さんに午後行ったら、ひなあられがあったので、こちらを買ってきた。毎年、この時期に仏前にひなあられをお供えしているのを思い出した。3月3日頃までお供えして、そのあとわたしが頂くのがいつものことで昨年もそうしたはずだ。

夕方になり、メダカの水がめに寒さ対策の畳表を被せるため、庭に出るとお月様が東の空に出ていた。十三夜くらいの月だろうか。この時間、亡くなった柴犬レオを家の前で歩かせたりトイレをさせながら、この月をよく見ていたことを思い出した。家の前の道路からいちばんよく見えるのがこの大きさの月で、レオと過ごした時間と十三夜の月が重なっている。ひとりで眺める月はやはり寂しい。でもひさびさにきれいなお月様だなと思った。


クリスマスローズのつぼみがふくらんできた


種をまいて育てたネモフィラ(左右に植えたもの)
がこんな大きくなった

ネモフィラの葉っぱに守られるようにして、小さなつぼみが
株の中心に顔をのぞかせた