枯葉を庭に埋める

 今日は春の陽気だった昨日に比べて、朝の冷え込みも強く、寒い日となった。だが陽春の空気に一日でも包まれたためか、庭のあちこちにある枯葉の穴が気になりだした。10個近くも庭に穴を掘り、枯葉を掃き捨てている。いくつかは土を被せて埋めたが、柿の木のそばの大きな穴はたくさんの枯葉を集めてまだそのままになっている。午前中、バケツの水を枯葉の上にかけて、上から足で踏んで、その上に土をかぶせた。
 庭の通路に散らばっている枯葉を掃除し、ツツジの刈込の後ろに掘ったもう一つの大きな穴に捨てた。まだ冬の真っ最中だが、あと1週間もたたないうちに暦の上での春、立春を迎える。おもしろいことに、光の色が冬の光の色とは違う感じになってきた。春の兆しが光の色に表れている。そうなると庭の枯葉になんとなく違和感を感じるようになる。ちょうど今頃がその時期にあたる。
 草木は敏感に光の色を感じているのか。いや、光のあたたかさを感じているのだろう。つぼみが少しづつ大きくなっている。庭で二番目に咲く白梅も一輪だが咲いた。いちばん早く咲く紅梅は今年は花つきが悪いが、それでも花数が多くなった。
 午後はパソコンに向かい、確定申告と格闘した。国税庁の確定申告作成コーナーで入力するのだが、複雑すぎてパニックになった。昨年もほぼ同じことをしたはずだがほとんど覚えていない。電話でサポートをしてもらっても、なかなか進まず、結局データを保存して明日以降に続きをすることにした。

一輪だけ咲いた白梅
実梅ではなく鑑賞用だが実がなることもある
駐車場の後ろに植えてあり、昨年の冬は柴犬レオを外に出したとき
よく眺めていた



八重の紅梅はこの庭でいちばん早く咲く梅の花
今年も梅が咲く季節がやってきた
昨年、柴犬のレオがいたとき、どんな気持ちでこの梅の花を眺めただろうか
レオとわたしの部屋のすぐ外に植えられている