柚子マーマレードを作る

 朝の冷え込みは強いが日中はまあまあ気温が上がった。お昼前に、近くの特別支援学校に行き、そこの畑で収穫した大根を買い、そこのカフェでコーヒーを楽しんだ。コーヒーについてくる小さなお菓子を生徒さんがテーブルに少しぞんざいに置いたら(ぽんと投げる感じ)、指導している先生がていねいに置かないといけないと注意した。ここのカフェは授業の一環なので、先生が指導しながらお客さんの応対にあたる。お客として店に入ることがささやかな手助けになるかもしれないと思うし、なによりもこのカフェの雰囲気が好きなので月に数回通っている。
 午前中は花壇に一つだけ咲いたスノーフレークの花をスケッチした。花をよく観ると、午前中に花開き、午後は閉じてしまう。春に先駆けて、ほんの短い間咲く花だが、一日の中でも午前中の短い時間しか咲かない。はかなさを感じたが、それでも太陽が昇るとせいいっぱい花を開いて美しく見せようとする心意気(?)に共感をおぼえた。


鉛筆でスケッチして、水彩色絵具で彩色
実際の花を見て描いた
撮影した後、柴犬レオへの言葉を添えて、
レオへの絵手紙とした


  午後はやっと柚子マーマレード作りにとりかかることができた。uiriさんのブログを参考にさせていただきながら、いくつか自己流も入れて作った。
  柚子を半分に切り、ジュースを絞り、中身を大きなスプーンでこそぎ取る。ジュース、皮、中身は別々の容器にとりわける。皮の白い部分は小さなティースプーンで大まかにとり、細切りにする。細切りにした皮は、沸騰したお湯に入れ、ゆてこぼす。お鍋に湯でこぼし細切り皮を入れ、ひたひたの水を入れて、弱火でことこと煮る。
 こそぎ取った柚子の中身(袋の部分と種など)は小さなステンレス鍋に入れ、水をひたひたに入れ、ぐつぐつ弱火で煮る。どろりとしてきたら、万能こしでこす。大きなスプーンでつぶして、どろりとしたものを柚子の皮を煮ている鍋に入れる。ジュースとお砂糖を入れて、弱火で煮詰める。
 いちばん手間がかかるのは、柚子の皮を細切りにするところ。おいしいマーマレードを作ろうと、多少の手間も乗り越えた。トーストに添えたり、紅茶やヨーグルトに入れて楽しみたい。気が向けばuiriさんのレシピを参考にさせていただいて、お菓子つくりに活用するかも。

友だちのお母様からいただいたペーパーナプキンを敷いて撮影