庭の栗の木を剪定

 道路に面したところにサワラの大木があるが、その近くに父が栗の木を10年近く前に植えた。栗の木は一本だけなので、花が咲いても実が成らないが,木だけは年々大きくなる。
 昨年は冬の剪定した後、暑い季節たくさんの枝を四方に伸ばし、数回枝をはらった覚えがある。今年はもう少しすっきりさせたいと思い、太い枝を枝元から大胆に切り、5〜6本に整理した。これだけ切っても夏になればどうなるか想像がつかない。この栗の木はもっと大木になりたい気持ちがあるのだが、狭い場所しか与えられず、樹勢のままに成長することができないのはかわいそうな気もする。切った枝はそのまま地面にころがしたまま庭仕事を終えた。
 山吹の枯れた枝もきれいいにした。冬枯れの季節、落葉樹の枝がとても気になる。この時期になんとかしないと、夏に茂り過ぎて手に負えなくなるから。
 午後、テレビの「徹子の部屋」で、故人となった淡路恵子さんのトークを再放送していた。淡路さんの話を聞きながら、わたしにとって亡くなった柴犬レオは戦友のようなものだったと思った。いちばん大変な時にいつもそばにいてくれたレオは大切なパートナーだが、困難なときを共に闘った戦友だった。レオがこういう家でわたしと暮らすことになったことをどう思っていたか知るよしもないが、レオには感謝あるのみだ。レオは共に闘った友としていつでもあたたかいやさしい気持ちで思い出すだろうし、これからもその思い出とともにわたしを支えて共に闘ってくれるだろう。こんなことを思うと、涙が音もなくあふれた。
 淡路恵子さんは故人となった家族の方を心の支えになさっていたのだろう。


 連日の寒さで、庭に置いてあるメダカの水がめに氷が張り、一昨日かめをのぞき込んだら、メダカが三匹死んでいた。
 多分、昨年卵から孵ったメダカだと思うが、水藻にひっかかっている動かない姿(くの字に曲がっている)は見るに堪えない。
 もう少し防寒を工夫しなければいけない。

剪定後の栗の木

白い花が咲く沈丁花もつぼみをいっぱいつけている
つぼみは赤みをおびている