柴犬レオの七回目の月命日

 どんよりとしたくもり空、風はまったくないが空気が冷え切っている。体の芯から冷える。寒いというより冷える感じだ。
 朝、メダカを飼っている水がめを見たら、ベニヤ板を被せたためか氷は張っていないが、動かないメダカが4匹も水の中に浮かんでいた。寒さに耐えきれず、命を果てた。これで7匹ものメダカが死んでしまい、暗澹たる気持ちになった。時すでに遅しではあるがuiriさんのコメントを参考にして、防寒ため物置から古い畳表を引っ張り出して、水がめをおおった。庭には2つ水がめがあり、メダカが死んでいたのは駐車場の奥の特に寒い場所に置いた方で、もうひとつの方はいまのところメダカが棲息しているようだ。どちらの水がめも畳表でおおった。
 今日はレオの七回目の月命日なので、レオの仏壇をきれいにした。敷物を取り換え、お骨を置いているオーディオボードの上を拭いた。花は鉄砲百合、オレンジ色のアルストロメリア、ピンク色のガーベラがまだ元気なので、そのままにした。
 午前中、新しいパソコンをいじっていて、これも新しく買ったプリンターで絵をスキャンしたが、うまく画像の編集ができないため、泣き出してしまった。なぜかレオのことを思い出した。レオがパソコンの使い方の相談に乗ってくれたわけではないが、レオがいたほうがいろいろなトラブルがあっても、うまく対処できたのだろうか。いや、前のパソコンを使いこなしていたレオがいた頃を思い出したからだと思う。
 部屋の中も寒いが外はさらに寒く、手がかじかむが庭の梅の木のつぼみを描いた。月命日を迎えたレオへの絵手紙のつもり。亡くなったレオのためにできることはあまり多くないが、何かをしてあげたい気持ちになった。

白梅の枝とつぼみを描いた
レオへの絵手紙
手がかじかんで思うように描けない

2006年1月1日のレオ
河原のグラウンドで、テニスボールを追いかけ、
飛び上がってキャッチした

等々力不動尊にレオと初詣
2006年1月7日


これも1月7日の写真