柴犬レオとクリスマスのケーキを

 晴れて風がなく、青空がひろがる冬晴れの日だった。昨日、車で外出したが駐車場がこみあったため、思うように用事がこなせなかっためか、疲れが出てしまった。特に目に疲れが出て、まぶたが痙攣する。電子レンジで蒸したタオルをまぶたにあてて休んだが、そんなに良くならない。
 短めに記事にしたい。昨日買い求めたインクジェットプリンターは無線ランでパソコンとつながるように設定した。うまくいったと思うが、試しに柴犬レオの写真をプリントしようと思い、パソコンに保存した一昨年の12月の写真を見ていたら次々と見たくなり、とまらなくなった。昨年(2012年)春の写真まで見続たが、近くの多摩川の河原で撮った写真があったので驚いた。写真を見て思い出した。当時くるくる回ることが多くなったレオだが、調子のいいときはまっすぐ歩けることがあり、そういうときは長めの散歩ができた。おぼつかなげな足取りでゆっくりと歩くレオと歩調を合わせて多摩川の土手まで歩いたときのことをありありと思い出した。はらはらと見守るような気持ち。歩けるだろうかといつも危ぶんでいた。
 でも河原で撮った2012年春のレオは、(今年の春に比べると)格段に元気そうに見え、涙を誘った。まだ体重もそんなに減っていないし、身体のかたむきもそれほどひどくなく、顔つきもおだやかで、そんなに辛そうではない。一年の歳月がレオにもたらしたものを思い、悲しくなった。
 今日はクリスマスなので、レオが好きなシュークリームを買ってきた。夕方のケーキ屋さんは残り物のケーキしかなかったがわたし用にもケーキをひとつ買った。昨年のクリスマスはケーキを買おうと思いつつ、買わなかった。レオとの最後のクリスマス、ケーキを買えばよかったと今になって思っている。
 昨年のクリスマスは夕食に骨付きのチキンをグリルして、小さく切ってレオにあげた。喜んで食べたのをおぼえている。

レオのシュークリームとわたしのケーキ
庭の柊を添えてみた