風邪気味、午前中に投票した

 朝は冷え込んだ。花壇や駐車場の後ろの土には霜が降り、凍っていた。メダカの甕は、ベニヤ板で蓋をしたので氷が張っていなかった。
 鼻水がずるずる出て風邪気味だが、午前中早い時間に衆院選の投票に出かけた。帰りは、多摩川の河原に足を伸ばした。風はなく、陽射しがたっぷりと降り注ぎ、そんなに寒くないがあまり長い間はいなかった。
 河川敷から川辺へと小路が踏み固められているのは、昨年亡くなった柴犬レオが元気な頃と同じだ。ひとりで小路を下って川の縁へと歩いた。砂土が固められた道は弾力があって、足の裏に心地よい。レオがいた頃はこういう道を毎日のように歩いていたのだなと思った。

水際より写真を撮った
浅瀬の流れは、光の粒を跳ね上げて、昔と同じようにきらきらと変わらない。


 家に帰り、午後は庭の黄色い実をつける千両の絵を描こうと思ったが、体調がいまいちで鉛筆スケッチだけだやめた。昨日借りた歌集を少し読んだ後、自分の部屋で横になったが眠りはしなかったようだ。
 一昨年12月のブログを見ると,安倍政権が誕生した第46回衆院選投票は、2012年の12月16日に行われた。今回の第47回衆院選は12月14日なので、ほぼ2年がたっている。前の選挙のときはレオがいだんだなと思い、レオとよく歩いた多摩川の河川敷に足を伸ばしたくなったわけである。