やっと美容院に行けた

 ひと月前くらいからそろそろ髪を切ろうと思っていたが、10月末は寒い所に行く予定があったのでその後にしようと思い、とうとう今日まで行けなかった。
 午後から美容院に行く予定。
 午前中は、冬〜春への植え替え作業をぼちぼち進めた。霜にあたると枯れてしまうヘリオトロープペンタスを花壇から抜いて、鉢に植え替えた。根が切れて短くなったので、枝も短く切り詰めた。どちらもまだ花が咲いているので、花壇から抜くのは可哀想に思ったが、枯れるまでそのままにしておくわけにもいかず、スコップで掘った。ヘリオトロープは昨年も今頃、掘り起こしと植え替えをしたが、管理が悪くて、寒さにあたり枯れてしまった。言い訳するわけではないが、柴犬レオがいたので、家の中に鉢を置く場所がなく、軒下に置いたが冬越しできなかったのだ。
 次に、今年の初夏に降り起こした小さな球根を鉢に植え付けた。浅めで直径が広い鉢を使った。芽が出てくるまでは日が当たらなくてもいいので、霜が降りないように管理するつもり。
午後は今までは車を使い、一度も歩いて行ったことのない美容院へ歩いて行った。柴犬レオがいる頃は考えられなかった。いろいろなことが変わっていくのだなと感慨にふけりながら坂道を上った。いつも行くお店もなんとなく雰囲気が変わっていた。いつももっと店内に活気があるように思ったが、今日はゆったりとしていた。シャンプーをしてくれた美容師さんにそのことを言うと、美容師さんの人数がいままでより少なくなったそうだ。それでお店の雰囲気が変わったように思ったのだ。


 不思議な体験をした。朝起きた後は日中、居間で過ごすことが多いが、居間で朝食を食べた後、何かを取りに自分の部屋に行き、ドアを開けたときのことだ。布団を敷いたままの部屋をみたら、突然、涙があふれていた。柴犬のレオが他界し5カ月余りが過ぎ、いないことに慣れてきたはずなのに、部屋の中にレオの姿を期待していたのかもしれない。
 わたしが起きた後、レオは布団をひとり占めしてしばらく眠っていることがあった。庭に出てめだかにえさをやったり、軽い朝食をとったり、散歩の準備をしている間、レオはわたしの布団の上や中でぬくぬくとしている、その姿が見えないことにショックを受けた。大泣きに泣いて、なかなか涙が止まらなかったが、レオの遺骨の前でしばらく悲しみに身をまかせていると、立ち上がっていつものように一日を過ごそうという気持ちになれた。


これは昨日植え替えた
紅梅の木の根元にある小さな花壇
プリムラ・ジュリアン3株と、プリムラ・マコライデス2株


ビオラ1株と、ネモフィラの小苗2株、ヒヤシンスの小さな球根をいっぱい植えこんだ
これは数日前に作業した
後ろは元気に成長中の苗(ヤグルマギクビオラ、二ゲラなど)