花壇の植え替えを始める

 まだ花が咲いているマリーゴールドヘリオトロープを見ながら、いつ花壇の植え替えをはじめようか、ずっと考えていた。
 スイッチが入ったように、今日、作業の着手、かなりの作業をした。といっても四分の一くらいか。
 ヘリオトロープを掘り起こした。細根がほとんどなく、太めの根が花壇の奥深く伸びている。この花は草花ではなく、花木だと思った。熱帯花木に近い。根をかなり切ったので、冬越しできるかどうか微妙。園芸書などには初夏にさし芽をして、その苗で冬越しするのがいいと書いてあるが、そうすればよかったと思った。
 花が満開のマリーゴールドも抜いた。さらに、これから咲くであろう黄色い小菊も思い切ってぜんぶ抜いた。この小菊は植えっぱなしでどんどん根を伸ばし、広がるが、いくら剪定して株の高さを抑えても倒れてしまい、見た感じがよくないのでなんとかしようと思っていた。今日、突然、引き抜きたくなり、抜いてしまった。ここまで広がるのに4年くらいかかったが、抜くとなると10〜15分くらいか。
 ほぼ同じところに宿根草ミソハギも植えてある。これもどんどん広かるが、こちらはとりあえず残すことにした。今年はじめて綺麗に咲いたので来年に期待するところがあるから。
 小菊は花壇の奥だが、手前のほう、庭の通路近くにはムスカリの球根を植え込み、ネモフィラの小苗を3株植えた。その隣というか奥にはスイセンの球根を2種類植えた。八重咲きの’タヒチ’とラッパ咲きの’ピンクパラソル’だ。タヒチは、植えっぱなしにしている球根から3つほど芽が出来ていたので、その近くに植えた。
 スイセンの球根の周囲に、白と薄紫のスウィートアリッサム、黄色の濃淡のビオラ二株、紫色のビオラ一株を植えた。
 わたしが好きな春の花壇の配色は、黄色とブルーが基本で、そこに濃いピンクや赤を入れる。ただ、行き当たりばったりであれこれ植え、かなり違う配色になることが多い。
 花壇の植え替え作業をしている間、老犬レオは裏庭で歩いたり休んだり。レオのほうを見に行くこともなく、久しぶりに庭仕事に集中した。
 植え替え作業が終わった頃、レオは裏庭から通路のほうに歩いてきて、道路に出ようとした。レオにリードをつけて、いっしょに外へ。くるくる回りながら少し歩いてから、駐車場におしっこをした。レオにとってやはり、トイレは庭ではなく、外の道路なのである。裏庭にいるのだからそこでしたらラクなのに、と思うが、外に出ようとするレオがかわいいというか、気持ちがわかるというか。


奥の小枝をさしたところにスイセンの球根を植えた
手前の土の下にはムスカリの球根が植わっている
球根の植え付け作業はまだ序盤
ヒヤシンス13個、チューリップ15個あまりを
11月末〜12月初めまでに植える予定


引き抜いたマリーゴールド
小菊は切り花にした
明日、お墓参りに行こうと思った