銀座の伊○屋に行く

 日中は上着を着ると汗ばむような天気。夕方から風が冷たくなった。
 お昼前のあたたかい時間に、銀座まででかけた。公募展に出す水彩画にマットを付けるためだ。画用紙だけ送ってもいいのだが、マット付きもOKとのことなので、好みのマットを選ぼうと思った。が、お店の担当者によると、絵を飾る額縁の色がわからないので、白〜アイボリーがベストとのこと。真っ白だと絵のやわらかい色調とケンカしそうだし、展示会場もレンガの壁のようなので(パンレットから)、落ち着いた白(クリームがかっている)のマットにした。
 マット選びから完成まで15分もかからず終わり、店を出た。もう一軒、銀座に来たら、寄りたい画材屋さんがあったので、歩いて行った。銀座8丁目、花椿通りにある。角の資生堂パーラーを右手に入って少しのところにある。ここでスケッチブック2冊と筆などを買い求める。もともと筆を買う気はなかったのだが、最近、水彩画を描いていて筆先が割れるのが気になり、他のものを使いたいと思っていたのでついでに買った。
 マットを付けた絵が重たくて、気温が上がって日差しが降りそそぐ銀座の街を歩くもの大変。どこか静かな店で一息つきたかったが、お腹がすいていたのと、早目に帰りたかったので、買いものを終えてすぐ帰途についた。虎屋のぜんざいもいいなと店先で少し迷ったが、別の日にすることにした。
 柴犬レオの写真をバックに入れてでかけたが、銀座ではレオのことを考える暇がなかった。今度どこかにでかけたら、コーヒーなどを飲んでゆっくりする時間を作りたい。15分でも30分でもいいから。家に帰ってから、若くて元気なレオを車に乗せて銀座に行ったことがあるのを思い出した。そのときは日比谷公園まで足を伸ばした。


銀座4丁目で見かけたクリスマスツリー
ツリーの足元の装飾がすてき