久しぶりにすっきりと晴れた。昨夜は最近ではよく眠れたほうなので体調もまあまあ。ここ数日、夜中過ぎに目が覚め、数時間眠れず、早朝再度眠るというパターンが続いたが、起きても疲れがたまっているようで一日調子が良くなかった。昨夜は一度目が覚めたがすぐ眠れたのでよかった。
朝食を食べた後、初冬の光が注ぐ庭に出ると、植えかえ用に買った花苗が目に入り、さっそく植え替え作業にとりかかかる。植木鉢にプリムラ・ジュリアンとビオラ、ガーデンシクラメンとプリムラ・ジュリアンを組み合わて寄せ植えした。もうひとつの鉢には一昨年から植えっぱなしのガーデンシクラメンが元気に葉を茂らせているので、黄色いビオラを寄せ植えした。
古い土に自家製腐葉土と、土の再生剤、化成肥料を混ぜて植え込んだ。水をたっぷりやって完了。
裏庭の柿の木を見上げていると、グレーの濃淡の模様で尾が長めの鳩ほどの大きさの野鳥が次々に飛んできた。柿の実を狙っている。鳥たちに食べさせないなど意地悪をする気はないが、収穫できそうな実があったので、高枝鋏を持ってくると鳥たちは気配を察して去った。高枝鋏にノコギリがをとりつけて太い枝ごと切り落として、いくつか収穫したが、食べごろになるのはもう少し時間がかかるそうだ。
午後からは、鉛筆でスケッチした駅舎の絵に水彩色絵具で彩色した。日が傾きかけた頃撮影した写真を見てスケッチした。影がはっきりと出ていて、建物は光があたって明るいが下の方は影になっている。うまく光と影が表現できない。
今夜は満月なのだろうか。暗くなると真丸のお月さまが東の空に顔を覗かせた。この月を見て、柴犬レオと多摩川の河原へ散歩を行ったときのことを思い出した。ちょうど、同じくらいの時間だった。夕方5時頃。東の空の低いところから大きな丸い月が出てきて、印象に残っている。多分、2〜3年前だと思う。その頃のレオはやっと多摩川の河原まで歩いて行けるという状態だった。そんなレオと散歩していて、いつまで河原に来れるのだろうと思っていた、そんな頃見た満月を今夜思い出した。