冬越し花壇(春花壇)に向けて

 秋が深まるにつれ、初夏に花壇に植えた一年草は勢いを失い、植え替えの時期になった。
 気はあせるがなかなか身体が動かない。
 老犬レオが夜中や明け方に一回は起きるので、睡眠が細切れになることが多いのも身体が重くなる原因かもしれない。
 今日は花がほとんど終わり、枯れかけたトレニア3株と、マリーゴールド1株を引き抜いた。
 ニチニチソウは葉っぱはまだ元気だが花が小さくなり、ブルーサルビアの花も終わりかけている。ハゲイトウの真っ赤な葉もふちが枯れ始めた。
 ただ、花壇に植えた黄色の小菊が咲き始めたので、小菊が咲いている間は、他の花もあるていど残しておきたい。それとも春に向けた一年草に早めに植え替えようか。
 いろいろ考えるが、なにしろ植え替え用の苗を買いに行くことができないため、気持ちだけが先行する感じだ。
 近所の花屋さんで、パンジー3苗、ビオラを4苗買ったが、とてもこれだけでは足りない。赤系の色のビオラやパンジー、スイートアリッサム、(もしあれば)ストック、プリムラ・ポリアンサ、ノースポールなどの花苗を買いたい。

葉っぱが元気なニチニチソウ(手前)
黄色い小菊が咲き始めた花壇を
前から撮った写真

花壇を後方から撮ると
一年草を抜いたので、こんな感じ
ムスカリの葉がもう伸びている

花壇の隣に植えた桃の木の下あたり
ニホンスイセンの葉がここまで伸びた
年内には花が咲くはず


ハツユキカズラビオラ2苗を寄せ植えにした
夏〜秋にはインパチェンスを植えていた



 老犬レオは昨夜は1時半ごろ起き、すごく興奮して部屋を歩き回り、狭い隙間に入り込んだりした。廊下に出すと、やはり歩き回っている。わたしはなかなか外に出る気が起きなくて、寝る前にトイレに行って2時間くらいしかたっていないのでトイレではないだろうと勝手に思い、レオを抱いて寝かせようと無駄なことを数回したが、もがいて自分で起き上がってまた歩き出す。
 とうとうわたしも意を決して起き、レオを連れて家の前の道路に出るとすぐおしっこをした。なんだ、もっと早く外に出せばよかった、と思った。しばらく外にいて、家に戻るとすぐ眠りについた。
 外に出たばかりの時、二十五夜の月が高い木に引っ掛かるようにして出てきた。外にいる30分くらいの間に、さらに上に上ってきた。お皿に乗ったスイカのようなかたちで、上のほうを少しかじった感じ。下弦の月(半月)から何日くらいたっているのだろう。
 夜半過ぎに出る、この月には嫌なイメージを持っていた。いつだったかレオのトイレに起きた時だったと思うが、この月が出ていて、ギョッとしたことがあった。
 ただ、よく立ち寄らせていただいているcaravan9336さんのブログに、二十五夜の月をテーマにした詩が紹介され、それを読んで、違うイメージがあることに気づいた。二十五夜という、人が寝静まったころ、人知れず出る月を見直したというか。また、観てみたくなった。