少しずつ、冬〜春に向けて植え付けなど

 急に秋が深まったみたいで、花屋さんの店先にもガーデンシクラメンやストック、ビオラ、パンジーなどが並ぶようになった。
 これらの花苗を見ると、そろそろ花壇の植え替え、鉢植えやコンテナの植え付けをしないと、と例年せかされる感じになる。
 体調がいまいちで、朝は4時過ぎに目が覚め、しばらく寝床で過ごした後、5時ころ起きた。朝食を食べるなどしたが9時ころからまた眠たくなり2時間ほど昼寝をした。昼寝をしても疲れがとれずに、今日はあまり身体を動かす作業はできないと思った。
 10月初めに夾竹桃の剪定をして、全部終わっていないのでその続きを今日しようと思っていたが、体調と相談してやめることにした。
 代わりというわけではないが、冬〜春に向けて寄せ植えの鉢をひとつこしらえた。今年の1月に弟から色とりどりの春の花苗をバスケットに入れたものをもらった。その花苗のひとつであるヒメツルソバ(淡いピンクの丸い花を咲かせる)を植えた大きめの鉢に、深紅とピンク色のガーデンシクラメンを寄せ植えしたのである。
 この寄せ植えは、炬燵のある居間や愛犬レオがよく過ごした庭に面した部屋からよく見えるところに置いて、庭に彩りがなくなる季節に、あたたかな色あいを楽しみたい。とはいってもガーデンシクラメンは霜に弱いので、冬の間は軒下などに移動させるだろう。
 こうして鉢植えから植え替え、植え付けを始め、最後は花壇の植え替えへと少しずつ冬の準備を進めていくつもりだ。
 庭の柿の木は今年たくさんの実がついたが、かなりの数の実がまだ青いうちに落ちた。それでもまだじゅうぶんな実が枝になっていて、早いものは熟し始め、鳥たちのごちそうになっている。ほとんどの実はまだ食べるには早過ぎるが、今年は例年より熟し方が早いようだ。鳥たちと競って柿の実を収穫する季節が今年もやってきたと、庭に出て柿の木を見上げながら、感慨深いものがある。



春先に植えたヒメツルソバは(日当たりがよくないためか)あまり元気がない
彩りが少なくなった庭で目立つように鮮やかな色のシクラメンを植えた


ダリアのつぼみ
気温が下がってくるこの季節は、ゆっくりと咲き、花が長持ちする