いけ花を習う

 午前中は青空が出て廊下にも日があたっていた。押し入れにしまった、あまり使うことのない座布団を干そうと廊下に出したら、日が陰ってしまった。お昼ごろからか雲が多くなったが、相変わらず蒸し暑い。こういう日は庭に出ると蚊が多くて不愉快だ。
 今日は月に2回のいけ花を習う日。午後から近所の地区会館へ歩いて行った。体調を崩したり、都合が悪い方が多く、生徒さんは3名ととても少ない。先生にじっくりと教えてもらえそうなので、剣山を使って活ける方法でなく、壺に活ける方法をならった。中心となる枝物を2本交差させ、細い針金で固定したものを壺に入れて遠近感を表現する。この交差した枝物の間に、彩りの花や動きを出すための葉っぱを刺しこんで動かないようにして位置を決める。
 枝物は、風船唐綿という大きな風船状の実をつけたもの。花は薄い黄色、橙色、濃いピンク色の石化ケイトウ。葉っぱは木イチゴである。
 壺に活ける方法を知らなかったので、ほとんど最初から先生に活けていただき、その方法を学んだ。枝物の位置をしっかり決めると、合わせる花や葉っぱが活けやすいことがわかった。


風船唐綿の枝を壺の前後にひろげて入れ、立体感を出し、
三色の石化ケイトウを高低をつけてさし込み、
木イチゴの青々とした葉で全体を引き締めつつ、動きを出す


 昨夜は珍しく夜更かしをした。いつもは11時前に眠りについているが、昨夜は12時ころまで起きていた。短歌の応募の締め切りが今日10日であることを思い出し、間に合うか間に合わないかわからないが、郵便はがきに短歌を一首に書いて日にちが変わる前に出した。いくら同じ東京都内でも、10日には着かないかもしれないと思ったが、出さないと気になって眠れそうもないので出したのである。
 夜中まで起きていると、柴犬のレオの最後のほうを思い出してしまった。今年の5月ころから最後のほうにかけて、夜中まで起きていることが多かった。早く眠っても夜中に起こされることも多かった。夜中のテレビ番組を少し見たが、あの頃を思い出したのですぐ消した。レオが夜中起きている時間が長くなると、わたしはテレビを見ていることもあったのだ。


花壇に植えたダリアが咲いた
春から初夏にかけて咲き、秋にも咲くのだが
春先の方が花びらがもっと豪華に重なっていた
ただ、色合いは秋の方がきれいかも・・・・・・