秋なのに蒸し暑い日、夾竹桃の剪定を始める

 朝はきれいなうろこ雲が空をおおっていた。秋らしい空と思ったが日中は蒸し暑く、半袖で過ごした。日差しはやわらかな秋の光で、柴犬レオがよく眠っていた庭に面した部屋や廊下、わたしの部屋に、木漏れ日が揺れている。
 昨日に続いて、なんとなく疲れをおぼえ、午前中も午後も部屋でのんびり過ごした。一枚だけ絵を描いた。昨日と同じインパチェンスの花で、色合いが違う。
 夕方になってはじめて庭に出る気になり、そろそろと思っていた夾竹桃の剪定をした。昨秋にも増して枝が生い茂っているので、ノコギリで太い枝をごしごし切った。切りたい枝を半分くらい切ったところで、切った枝が木の回りを占領してしまい、剪定作業がやりにくくなったので、切り落とした枝を片付けてから続きをすることにした。今日は7〜8本の太い枝を切り落としただけで終了することに。
 まだ明るいので、駐車場の横にコンテナを置いて育てた朝顔を片付けることにした。つぼみはまだ付いているが、もう朝顔の季節は終わりだろうと思った。つるをからませた格子をはずして支柱の棒を組んだビニタイをとって分解した。支柱を5本立てて、大きな行燈仕立てにした朝顔も取り除いた。こんな面倒なことを今年の夏もやったのだなと我ながら感心した。レオがいたとき朝顔の種をまいたので、せっかく大きくなった苗をうまく育てようという気持ちが働いたのだろう。来年の夏はもしかしたら朝顔はないかもしれないとも思ったが、来年のことを考えるのは早過ぎる。
 レオの散歩がきっかけで知り合い、最近よく家にお邪魔している犬友だちの女性が電動自転車で通りかかったので、朝顔の片付けの手を休めて、立ち話をした。昨日の夕方、とてもきれいな虹が出たとはずむ声で話してくれた。昨日、夕方は雨が上がり、わたしも外に出たが空を見なかった。金木犀の香りに心を奪われた感じだった。空を見上げればよかったなと思った。

これは今日の朝の空

昨年買ったダリアが花数は少なくなったが今年も咲いた

9月半ば頃からようやく花つきが良くなった千日紅
切り花としてとても重宝している