名無しの落葉樹を剪定

 早朝はまだ雨が残っていたが、日中はあたたかい陽射しが出て春の気配を感じる一日となった。
 朝は5時前に起きたが2時間ほど起きていてまた眠くなり、二度寝をしたので次に起きたのは10時近く。この時間まで眠っているのは何年ぶりだろう。柴犬レオがいる頃、父の介護をしている時は10時まで眠っているのは考えられないことだった。複雑な思いがわいてくる。
 別に急ぐことではないが、気温が上がって身体を動かしたくなったので、午後は名前のわからない落葉樹の剪定をした。脚立を運んできて、鋸と剪定鋏を持って上り、太い幹から伸びているすべての枝を切り落とした。ここまで切っても春になるとたくさんの枝が伸びて、高く高く伸びようとする。樹木にとって枝を伸ばし、葉を生い茂らせるのは生きることそのもの。いかにたくさんの太陽の光を浴びるかに生死がかかっている。それを知っていてもこちらの立場になれば切ることになる。ごめんね。



枯れた葉を落とさないで冬を越している落葉樹
これは剪定前の写真

剪定後の落葉樹

玄関先に植えた紅梅も少しづつ咲き進む


近くの用水路沿いのソメイヨシノ
花芽をたくさんつけた無数の枝の向こうに
冬晴れの空がひろがる
空の色、浮かぶ雲にそこはかとなく春の気配が感じられる