珍しい訪問者

 昨夜は11時半ごろ就寝し、一度午前3時過ぎに起きたが少したってまた眠りについた。5時過ぎに起床し、お墓参りを兼ねた短い散歩をした後、朝食を食べてからまた眠くなり、こんどは11時前まで眠ってしまった。
 眠気が残っていたが起きて外に出た。花壇に思いがけない訪問者が訪れていた。紋黄蝶である。今年はほとんど見かけなかった。春先から5月頃まで見た記憶がない。6月に入り、だんだん暑くなってからも見かけなかった。今年初めて見た紋黄蝶かもしれない。
 カラミンさの小さな花が大好きのようで、小花から小花へ飛びかい蜜を吸っている。ときおり、カラミンサから離れ、近くを飛び回るがまた戻ってくる。蝶を眺めながら、花壇の雑草を引っこ抜いた。紋黄蝶は亡き母がわたしをはげますために訪れると思い込んでいるので、蝶とともに庭にいるのは気持ちがなごむ。
 カラミンサの花から離れ、ミソハギの濃いピンク色の花にとまり、蜜を吸ったあと、しばらく植え込みの中などを飛んでいたがどこかに飛び去り姿が見えなくなった。
 きっと疲れていたから朝起きた後、すぐまた眠ってしまったのだろう。昼寝から起きてすぐ庭で母の化身(?)の黄色い蝶に会うことができ、ちょっぴり元気をもらった。

夕方、洋室からツツジやスモモもなどの植え込みを通して駐車場を眺めていたら、スモモの枝を剪定しているとき、レオが道路に倒れてしまったことを思い出した。通りかかった犬の散歩中の知り合いの方がわたしを呼んでくれたのだが、剪定に集中していたわたしは、その声がどこから聞こえるてくるのかなかなかわからずに、レオを助け起こしに行くのが遅れた。道路に横たわるレオの姿がフラッシュバックし、あのときすぐ駆けつけてあげればよかったと心底思った。レオがこの世にいるときにできることをもっともっとしてあげたかった。


シジミチョウもカラミンサが好きみたいで、
日がなシジミチョウが花壇を飛び交う
シジミチョウは訪問者でなくて、花壇に住みこんでいるみたい
紋黄蝶が飛んでいたとき、アゲハチョウもやってきた


鮮やかなピンクのニチニチソウと薄いピンク色のジニア・プロフュージョン
イングリッシュ・ラベンダー、ネイビーと白のトレニア


花底にピンク色の紅をさした白いニチニチソウ
ローズレッド色のトレニア