柴犬レオの夢を見た


酷暑に負けず、花を咲かせたダリア
今朝、切り花にして仏壇にお供えした


 明け方、レオの夢を見た。こんな夢だ。居間の和室にいるわたしが庭を見ると、ガラス戸越しに犬が横になっている。最初は2匹いるように見えた。
 あっ、レオだと思い、走り寄ると犬は一匹でまさしくレオだ。レオは笑顔になり、立ち上がろうとするのがガラス戸越しに見える。戸を開けた瞬間、目が覚めた。ケイタイを見ると4時半過ぎだった。
 レオのうれしそうな顔がいつまでもまぶたの奥に残った。すぐ起きて、庭に出ると暑くむっとする重たい空気がからだにまとわりつく。レオが夢の中でいた裏庭には、レオの死後、大きな植木鉢がいくつかあちこちに置いてあり、夢の中のように何もない状態ではない。後で植木鉢を片付けて(場所を移動して)、きれいにしておこうと思った。
 悲しそうな顔のレオが出てくる夢は何回か見たが、笑っているレオが出てくる夢ははじめてなので、やわらかな余韻が残った。だがその余韻の中にはレオがいないという寂しさも強く響いている。
 いつものように晩年のレオがよくいた駐車場を見てから、近くの用水路にかかる橋を渡り、桜並木の所まで行き、もうひとつ上流の橋まで歩き(といっても50mくらいしかない)、家に帰ってきた。
 疲れがたまっているためか、夜暑くてじゅうぶんな睡眠がとれないせいか、9時ころから眠くなり、エアコンをつけた自分の部屋で昼寝をしたが、何回かレオが夢に出てきたような気がした。夢かうつつか、というような起きているのか眠っているのかわからないような眠りだった。その眠りの最中に、近所の高齢犬の飼い主さんからメールをいただいたが、気づかなかった。
 愛犬が早朝他界したというメールだった。目覚めてからメールの返信を送り、さらに電話をした。19歳と6か月だった。3週間あまり前から食欲がなくなり、水だけを飲んでいたが、昨日あたりから吐き気があって、もうそろそろかなと思ったそうだ。
 
 やがて死を迎える愛犬をずっとそばで見守り、夜中に起きてトイレのお世話や水をやるなどの介護も大変だったと思います。お疲れさまでした。亡くなったダックス君は住み慣れた家で家族に見守られ、最後の時間を心穏やかに過ごすことができたのではないでしょうか。安らかに・・・・・


海辺の町から帰ってきたら、
サギソウがたくさん咲いていた
これは昨日撮った写真