蚊の季節

 朝、もえるゴミの日なので、庭の通路を掃除しながら、草をむしっていたら、ブーンとい音がして蚊が腕にまとわりついた。痛みを感じて、追い払ったがしっつこく近づいている。
 ああ、蚊の季節がやってきたと思った。庭で何かの作業をするときは、蚊を追い払いつつするという、いらつく季節だ。昨年は蚊取り線香を近くに置きながら草むしりなどしたが、完全には追い払えず、手で何回も追い払うはめになった。今年はもう少しいい方法を考えた方がよさそうだ。
 蚊の季節の訪れは老犬レオにも関係がある。犬にはフィラリアという蚊が媒介する病気があり、毎年、この時期から毎月一錠を薬を飲んで予防する。薬を処方してもらう前に血液検査をして、血中にフィラリアの幼虫がいないことを確認しなければいけない。幼虫がいる状態で薬を飲むと、薬で死んだ幼虫が心臓の血管に詰まることがあり、危険な状態になるのだ。
 レオを車に乗せ、動物病院に行き、血液を前足から採取してもらう・・・・・考えただけでため息がでる。昨年も5月に同様のことをしたと思うがそのときは助手席の乗せたレオが運転席の方にやってきて運転するのが大変だった。首輪につけたリードを背もたれに回して、動けないようにするのだがその長さの調節が難しい。
 昨年よりレオが一段と衰えているのも困難を増すことになる。車に乗っている間や、病院で待つ間のレオの様子を注視しなければいけない。なにかの刺激で歯ぎしりをおこすことがあるし、おしっこも我慢ができなくなった。なにより昼間は寝ている時間が長いので連れて行く時間をいつにするか問題だ。
 レオを無事、病院に連れて行くことができるだろうか。5月末までにはなんとかしたいが。


秋にタネをまき育てたチドリソウがやっと咲き始めた
6株ほど植えたが、3分の2くらいが
つぼみをつけた状態で枯れ始めた
病気か、虫の悪さか
元気なのはこの一株だけ
 


グミの実が赤くなってきた
鳥たちは食べないがわたしはつまみ食いする
甘渋い味はくせになる


夕方、駐車場に出すとこの姿勢でしばらく休んだ後、
ブロック塀沿いに歩きだし
うんちをした
今日のレオはあまり歩かない