今年もクロッカスが咲いた

 桃の木やスモモの木の下にはクロッカスの球根がたくさん植えられている小さな芽が出ているもの、葉っぱを展開させて葉の間につぼみをのぞかせているもの、ひとつひとつを確かめながら、花の季節を待っている。
 今日の午後、いつものようにクロッカスの芽がある辺りを見に行ったら、一つだけ花が咲いていた。白いクロッカスである。今日は立春だから春を告げて咲いたのかもしれない。
 このブログを書くようになって迎えた初めての2月を思い出した。あのときもクロッカスの花が咲いたことを書いた。過去の記事をクリックしてその日の記事を読んだ。あの頃から柴犬レオの脳の症状が出ていたことがわかる。レオの様子がおかしいので動物病院に連れていき、血液検査を受けるがどの検査項目もノーマルだった。レオの病気は脳に進行していて、血液検査には引っかからなかった。レオの症状がてんかんの発作の一種であることに気づいたのはもう少し後になってからだった。あの時、違う病院で診察を受けていたらどうだろうとふと思った。ただ、脳の検査をするつもりはなかったので同じことかもしれない。内服薬でいい薬があったかどうかもわからない。辛そうにしているレオに何もできなかったことが再確認され、今読んでも苦しくなる。
 老犬ももこには何ができるだろうか。

 ももこは後ろ足の調子が悪いのか、あまり歩こうとしないので、無理に歩かせずに家の前の道路を行ったり来たりした。食欲はあいかわらず旺盛である。
 午後はケージの中で眠っているももこのかたわらで、わたしも仮眠をとった。掘り炬燵に身体半分を入れて2時間弱眠った。わたしが起きてからも、ももこは眠っていて夕方の散歩に出たのは4時近くになってからだった。