久しぶりに晴れて真夏日に

 朝から晴れて暑くなった。昨夜は一度目が覚めたが、7時間くらい眠った。それでも日中、眠くて昼寝をした。
 デング熱の感染がひろがっている。代々木公園だけでなく、明治神宮新宿中央公園を訪れた人からも感染が確認された。わたしも先月末に明治神宮を訪れているので少し心配である。長袖長ズボンを着て、早足で歩いたので蚊に刺された記憶はないが、知らないうちに刺されていることだってありうる。
 実は四半世紀前に友だちとタイの首都バンコクと、リゾート地プーケットを訪れるパック旅行に参加したことがある。プーケットのホテル周辺にかなり蚊がいて刺されたのだが、日本に帰り、数日たって突然、高熱に襲われた。母が心配して枕元にやってくるがこちらは何も話すことができなかった。高熱は長く続かず、1〜2日ほどでおさまったが回復後お風呂に入ったとき、肉がこそげ落ちていたのに驚いた。病院には行かなかったが、タイに関する本を読み、蚊を媒介とする風土病かもしれないと思った。タイの地方の街で教師として働く日本女性が書いた本に、蚊に刺され高熱が出る病気に何回かかかったと記述があり、これだろうかと考えたのである。
 今思うとデング熱だったかもしれないが、頭痛や関節痛はなかった。ただ高熱が出て、悪夢にうなされた。
 9月に入り、そろそろ来年の春に向けて花壇の準備をしようと思った。今年の春咲いた一年草の種を採っておいたので、青い花が咲くチドリソウ、青紫とピンク色のニゲラ、ピンク色の矢車菊を蒔いた。矢車菊は、終わった花を採ってあるが、こわしてもどれが種なのかわからない。チドリソウやニゲラは、黒い粒の種だが、矢車菊は違うようなのだ。藁くずのようなものを蒔いたが、もしかしたら種でないかもしれず、1〜2週間しないとわからない。

 雨戸を閉めようとすると、柿の葉の向こうに月が出ていた。中秋の名月は今年は9月8日。今日の月はころんとした卵のようで、人柄のいい友だちのような親しみを感じる。明日の夜はわたしが大好きな十三夜のお月様である。


日中は暑かったが、夕方の空は秋の空
陽射しにも秋の光を感じた
ミンミン蝉が今日も短く鳴いた


青色のポット鉢は、青い矢車菊
白い鉢はチドリソウ
ピンクの鉢はピンク色のニゲラ
青色のニゲラは後で蒔いたので写真は撮っていない


シソの葉っぱが目立つ花壇
シソの葉は冷奴の薬味やキュウリの酢のものに使うが
キュウリが高くてあまり余り使っていない