今日もくたくた

 マイナーなタイトルで申し訳ないです。
 植木屋さんが今日も午前中に来て、わが家のシンボルツリー、サワラの剪定をした。二人がかりで半日と少しかかった。45リットル入りのゴミ袋10枚に、サワラの剪定した枝や葉っぱがおさまった。
 今回の植木屋さんの選定で出た枝や葉をゴミ袋20枚に入れ、さらに大きめの枝は束ねてこれもかなり量がある。ゴミ袋に入れる仕事は8割くらいわたしがやったので、もくもくと作業をした。
 朝は植木屋さんの10時のお茶と、レオの食事が同じ時間に重なり、よゆうのないわたしは、いつもよりは手抜きのごはんを作った。野菜と煮こんでうまみが出てしまった豚肉と、昨夜のの残りのカツオの刺身をあぶったもの。朝起きたばかりだったこともあるだろう。レオは食べない。口に中に入れてももぐもぐして、口から落す。
 朝はときどきこういうことがあり、何回か口に入れてやるとだんだん食べるようになるので、わたしはあきらめず、小さくしてものを口に入れたが、8割は下に落とした。わたしの奮闘(?)にもかかわらず、食べ物は食器からレオの口を経由して、下に敷いたランチョンマットに移動しただけ。
 わたしも疲れたがレオも疲れただろう。食べたくないのに口に食べ物を入れられ。迷惑この上なしかも。だがわたしはあきらめられなかった。時間がたてば飲みこんでくれると思ったのだ。
 結局、小粒のドッグフードを少し、レオの口に入れてやるとこちらは食べた。、午後になってわたしの昼食の残りのペンネカルボナーラを半分に切ったものはおいしそうに食べた。さらに夕方、こんどは煮こんだ肉ではなく、フランパンで軽く焼いた肉と野菜をあげたら、これも食べた。
 庭での作業は午後早めに終わった。庭での作業と同時並行で、部屋の戸棚にしまってある本やら資料やらを出して、ほこりを払い、あるものを探すこともした。これが疲れた最大の理由かもしれない。あるものとは、27年ほど前に通った着物の着付け教室で使ったテキスト。
 明日、近所の知り合いの女性に着物の着付けを教えてもらうことになったので、少し勉強しておこうと思った。だが見つからなかった。違うものがみつかった。着付け教室ではレッスンがある日にはノートになんでもいいから書いて先生に見せるように求められていた。着物のことでなくても、映画のことでも小説のことでも、世間をさわがしているニュースのことでも、なんでもいい。自分のことでもいい。そのノートの一部が出てきた。それで27年前ということがわかった。
 さらに午後は、明日持っていく着物と帯を選んだ。母の着物が入っている桐の箪笥の中から数枚の着物を選んだ。帯は母がわたし用にあつらえてくれたものを選んだ。帯どめは数本しかないし、長じゅばんもあるものを持っていくしかない。なにしろ着物と縁のない暮らしをずっとしてきたので、必要なものがそろっていない状態。
 ただ、母の着物を見て、着物を着ているときはまだよかったのだと思った。60歳代半ばで心臓の病気を患った母は、71歳で脳梗塞になってからは着物を着なくなった、自分ひとりで出かけられなくなったのだ。
 忙しさの中で、母のことを偲ぶ時間があったのはよかった。これは着物のおかげ。

剪定中のサワラ

剪定後のサワラ


わが家のクレマチス、トップバッターは名無しのクレマチス
でも小さな鉢から育てて10年くらいになる

これは小さな花
たぶん、ヒメフウロソウだと思う

今日のレオ