雨の日曜日に

 朝からしっかりと雨が降り、冬が戻ったように寒い。エアコンの暖房を入れ、掘りごたつも弱にした。
 柴犬のレオは昨夜はまったく起きることなく、朝は7時半ごろ起床。布団から起き上がろうとしたので、抱いてレオの部屋に連れて行くと、しばらく起きていたがまた眠ってしまった。本格的に(?)起きたのは9時過ぎで、手作りの朝ごはんを食べた。今日は鶏モモ肉をフライパンでグリルしたものと、湯がいた野菜、バタートーストだが、鶏肉はあまり好きでないのか、食べさせるのに苦労した。薄切り肉と違って、ころっと厚みがあるから食べにくいのか。それともただ好きでないのか。
 わが家の経済を考えると、牛肉や豚肉だけでなく、鶏肉も食べてほしいのだが。
 今日は午後1時過ぎまで雨が降っていたので、レオのトイレはせんぶ部屋の中だった。おしっこしたいのだなと様子でわかっても今日は晴れの日のように抱いて外に連れて行けない。かわいそうな気がしたので、夕方は一回くらい外に出そうかと思っているが、寒いのでどうしようか。
 レオ同様わたしも外出はせず、少し前に撮ったレオの写真を見ながら、絵を描いた。レオのおしっこを始末したりなど、レオの世話で中断することが多いので、水を使う水彩画でなく、油性色鉛筆を使った。色鉛筆だとあまり場所をとらないし、後片付けも簡単だから。
 3〜4回くらい中断したが、描き終えた。最近のレオの写真を見ると、この姿勢が多いように思えた。夜、布団の上で眠るとき以外は、壁などに寄りかかかるように伏せ状態で休んでいる。この姿勢だと自分で起き上がれるからだ。ごろんと手足を伸ばして眠ると自力では起き上がれない。ほんとうは手足を伸ばして眠るほうが、からだは休まるのではないだろうか。わたしはいるときは、抱き上げてレオを横に眠らせることもあるが、そのままの伏せ状態のこともある。


 夕方になり、フリースを着たレオと外に行った。甥が車に乗って家族ぐるみで遊びに来たところで、こどもたちがレオをなでてくれた。近くの用水路沿いに行くと、わたしの脚から離れて、ひとりくるくる回りながら歩いた。ときどき脚に寄りかかり、休んだ。床屋の奥さんと立ち話をしたが、商店街が高齢化でだんだん寂しくなるという話しになった。 



駐車場のブロック塀沿いに、歩こうとしているレオ
鉛筆、油性色鉛筆で描いた


白い八重の花が咲くクレマチス’雪おこし’のつぼみ