椿の剪定など

 東京では今年は春の訪れが早い。昨年のブログを読んで、やはり桜が咲くのが早かったのだなと思った。2週間近く季節の進み方が早いようだ。
 椿の花はほとんど終わりかけていて、まだつぼみも残っているが竹の子芽と呼ばれる新芽が伸び始めた。昨年のブログでは4月21日に、「ぼちぼち椿の剪定」などとのんびりかまえているが今年はそうはいかないようだ。21日頃には新芽が伸びきり、チャドクガの幼虫(毛虫)も発生している可能性が高い。
 花がまばらな椿の木から剪定を始めることにした。名前のわからない真っ赤な八重の花が咲く椿を一本、乙女椿を一本剪定した。乙女椿にはチャドクガの卵と思われるものを葉っぱに発見したので、パチンと切り落とした。
 乙女椿は、植木屋が剪定した方が花つきがいい。昨年わたしが剪定した乙女椿は今年あまり花つきがよくなかった。植木屋には樹高の高い乙女椿を剪定してもらったが、かなり大胆に制定したのに今年もたくさんの花をつけた。枝先を切り落とすだけでなく、枝元からこみあった枝を透かすように剪定したようだ。
 わたしも見習って、細い枝、混みあっている枝、交差している枝など、枝元から切り落とした。枝先もあまり伸びて樹形を崩しているものは短くした。

 老犬レオは昨夜は起きたことは起きたが30分くらいで眠りについた。うすめた牛乳とおやつをあげたら、落ち着いたのである。朝は7時半ごろ起きたので、ほとんどすぐ抱いて外に連れて行った。天気のいい日はなるべく外で過ごす時間を長くとろうと思っている。
 日中3回、外に連れて行ったが、午後は桜並木のある用水路沿いに抱いて行き、さきほどの雨で濡れている道をくるくる回りながら歩いた。今日は変な天気で夜の間に雨が降ったらしいが午前中は日差しが出て、午後になり雲が出て雨が降り、また日差しが出てしばらく天気雨が降り、止んだ。天気雨のころ、外に出た。レオがいるのとは反対側の用水路沿いを犬の散歩をしている男性が歩いていて、どこかで見た顔だなと思っていると、かかりつけの獣医だった。
 今日は休診日で、福島の避難している家族が飼っていた犬を預かっていて、散歩をさせている。また犬といっしょに暮らせるようになったら、その家族のもとに返すようだ。
 先生に歩いているレオを見てもらった。元気そうじゃないか、と言った。抗てんかん剤の服用をやめたが、何も変わらないことを話すと、それでいい(薬を止めて)と思いますとの返事。フィラリア(蚊が媒介する病気)の薬は飲ませた方がいいと言われたので、また病院に行きますと伝えた。
 薬を止めたので、ひと月半くらい病院に行かず、ちょっと気になっていたので偶然、先生に会えてよかった。


午前中眠るレオ


ネモフィラ忘れな草