連夜、眠らない老犬レオ

 4月4日か5日ころから、16歳になる柴犬レオが夜あまり眠らない日が続く。なんでだろうか。いくら昼間眠っているとはいえ、夜になり、部屋の中をくるくる歩き回り、後ろ足立ちになり、前足で壁やガラス戸をひっかいている犬を見ると、やはり辛いだろうと思う。
 夜一回くらい起き、おしっこをした後、水を飲ませたり、食べ物をあげると眠るという状態はほとんど毎日だったが現在はそれとは違う。一度起きてから眠りにつくまでの時間が長い。
 昨夜は疲れていたので10時半ごろレオもわたしも眠りについたが、11時半ごろレオが起きた。その後の記憶がはっきりとはしていないのだが、レオは3時ころまで起きていた。布団に寝かせた時、ケイタイを見たら3時過ぎだったのをおぼえている。その間、わたしも起きていたようだ。マットを敷いた部屋に抱いて連れて行ったレオにうすめた牛乳を飲ませ、ドッグフードをあげた後、いちど寝かせようと思った。が眠らず起き上がったので、マットを敷いた部屋に再度連れて行った。
 それからわたしは自室で起きていたのだろうか。少し眠ったのだろうか。いろいろなことを考えて眠らなかったようだ。
 ときどきレオの様子を見に行くと、部屋を歩き回っているのでこれは眠らないとあきらめて部屋に戻った。
 激しい泣き声が聞こえたのでドアを開けるとレオが引っくり返っている。おしっこをした後、バランスを崩して倒れたのか。マットがおしっこで濡れ、レオも濡れていた。乾いたタオルでレオを拭き、その後床を拭いた。おしっこが広範囲に飛び散っている。ふらふら歩きながらおしっこをしたようだ。
 あたたかいお湯にひたし絞ったタオルでレオの手足やからだをきれいすると、気持ちよさそうにからだをわたしのほうに傾けてきた。うすめた牛乳を飲ませ、ササミジャキーをあげると食べ、そのまま眠りそうな様子だった。レオを抱いて、布団に横たわらせると眠りについた。わたしもやれやれという感じで眠った。
 抗てんかん剤の服用を中止して2週間以上になる。薬を飲んでも、歯ぎしりをすることもあるし、夜眠らないことあったので、薬の効果に疑問を感じてやめてしまった。このまま薬を飲まないでいられればいいと思っている。
 夜興奮して起きる状態が続くと、しばらくして比較的落ち着いた状態になり、それが続くとまた興奮状態になる。こういう繰り返しの波があるように思える。なるべく昼間レオを外に連れて行くようにし、ほどよく疲れて夜眠りやすくなるようにしたい。

ヒメウツギのつぼみ
そろそろ咲きそう



鳴子ユリの芽が伸びてきた
葉っぱの中に白い小さな花が隠れている


 ツツジのつぼみがふくらみ、一部のつつじは花が咲き始めた。バラのつぼみもふくらみ、数日中に咲きそうな花もある。クレマチスのつぼみも大きくなってきた。これらのはなやかな花たちとは別に、コデマリヒメウツギ、鳴る子ユリなど、清楚な花たちが咲き始める。葉っぱの緑と白い花はこの季節にいちばん合う配色かもしれない。