春が来た

 

朝はそれほどでもなかったが、日中は春の日差しが降り注ぎ、陽春の一日だった。
 昨夜のレオは夜中過ぎ一度起きたが1時間くらいで眠りにつき、それからは朝まで眠った。朝起きてから、部屋の中でおしっこをして、その後、9時ころ朝ごはんを食べた。この時間に最初の食事をしてくれると、わたしは助かるし、レオにとってもいいのではないだろうか。
 午前中、食後のレオが眠りについてからは前々から作ってみたいと思っていた、ココアケーキにチャレンジ。あるブログで紹介されていたレシピを参考に、分量だけ変えて作った。はじめてのケーキにしては、思ったよりきれいにできた。味のほうは・・・・まあまあかな。お塩が心持ち多かったかも。甘みを抑えているので、いくらでも食べられそう。

18センチのスポンジケーキ型を使った



 午後は引き続きレオが眠っていたので、数日前にスケッチしたスイセンの絵に色をつけた。まだ咲き始めで、つぼみが多く、花よりも葉っぱ中心の絵になった。最近はサインペンでスケッチすることが多かったが、これは鉛筆で描いた。また違った仕上がりだ。
 スイセンの絵の色を塗り終わり、まだレオが眠っていたので、レオをスケッチ。こちらは0.5ミリのドローイングペンで。さあ、色をつけようという段階になって、レオが起きて立ち上がろうとする。起き上がろうと四苦八苦するレオを見ながら、急いで茶色に黄色を交ぜた色を塗った。もう少しいろいろな色を重ねたかったが、これで終わりにし、レオを助け起こした。
 筆を洗ったりしている間にレオは部屋の中でおしっこした。こんな天気のいい、あたたかい日にずっと家の中にいるレオがなんだかかわいそうになり、そそうしたところをきれいにしてから、レオを抱いて駐車場へ。
 駐車場に落ちている枯れ葉を掃除しながら、ときどきレオの様子を見に行く。レオが見えないところにいるとき人の声がするので行ってみると、倒れているレオを見て、「大丈夫ですか。倒れているけれど・・・・」と犬を散歩中の若い夫婦が話しかけてきた。
 急いでレオを抱き起こし、心配してくれた夫婦にお礼を言った。レオが倒れていた所から少し離れたところにうんちが落ちていた。ひとりでなんとかうんちをしたのだなとうれしくなった。
 その後、家に戻り、わたしは昨日からはじめたナンテンの木の剪定の続き。昨日は全体の半分くらいを剪定、今日は残りの三分の一くらいを剪定した。剪定を終え、切った枝を束ねようと思い、ヒモを取りに家に入るとレオが玄関の土間に降りていたので、抱いて庭にいっしょに出て、地面に横たわらせた。レオのそばで、ナンテンの枝を折って束ねる作業をした。大きな束を三束作ったところで、疲れたので終わりに。

スイセンの絵は、緑と黄色を中心に、少しの白と黒を交ぜて色をつけた
スイセンは早春の色だと思った

レオはトイレシートをくしゃくしゃにして眠っている