あたたかい日中、ミニバラの植え替えをした

 朝はこの冬一番の冷え込み(マイナス0,2度C)だったようだが、日中はひざしが出てあたたかい。
 老犬レオはお昼前に起きたが、ほとんどすぐ家の中で大の用を足した。レオの様子に気づき、トイレシートを敷いたところに抱いて行ったので始末はラクだった。
 久しぶりに家の前の道路で老犬レオを歩かせた。駐車場の回りのブロック塀にそって歩いたり、道路をくるくる回りながら歩いていた。小一時間、外にいたがレオを見ながら、駐車場にまだ残っている雪を庭の日当たりがいい所に投げ入れた。日当たりと日陰では雪の溶け方がまったく違うから。
 家に戻ったレオは、水で薄めた牛乳を、わたしの手で口まで持って行った器から飲み、朝ごはんもわたしの手からたくさん食べた。

家の前で歩くレオ

細長い雲が流れていく冬の青空
ひさしぶりに空をしみじみ眺めた


 午後はレオが眠っている間に、庭で大雪の前に剪定した枝を小さく切ってまとめたり、ミニバラの植え替えをした。
 ミニバラは”グリーンアイス”という品種で、9年くらい前から植えっぱなしにしている。最初は一年草と寄せ植えにしていたが、最近はずっと前に球根を植えて増えたスイセンと、種がとんできて居着いたエイザンスミレが植わっている。
 スコップを入れて、ミニバラの根を掘り起こすと、自然と3つの株に分かれてしまった。しかたないので、大きな株一つと、小さな株2つ、2鉢にそれぞれ植えることにした。
 薄緑色の目を出したスイセンの球根は、駐車場の後ろ、ツツジの植え込みの近くに植え、エイザンスミレの株(地上部は枯れ、根だけ)は、他の場所に植えた。スミレは環境があわないとすぐなくなってしまうが、多分ここならいいだろうと思う所に植えた。
 ミニバラは植え替える前に、伸び過ぎた根を少し切り、枯れた枝や細い枝を取り除き、長く伸びた枝も短くした。大きな株はプラスチック鉢に植える。重い鉢が段々負担になってきたから。鉢底に中粒の赤玉土を敷き、培養土を少し山状に入れて、ミニバラの根を土の上に置き、まっすぐになるよう手で支えながら株の回りに培養土をどんどん入れていった。植え替えた後、あと10年近くはこのまま植えっぱなしにしたい気分になった。
 できれば管理する鉢数は減らすようにしたい。ここ数年、植え替えが負担になってきたから。
 手入れをすれば、きれいな花で応えてくれ、花が咲くのを見るのは大きな喜びだが、たくさんの鉢を管理する体力、気力がなくなってきたのも動かしがたい現実なのである。

クロッカスのつぼみが顔をのぞかせた

植え替え前のミニバラ”グリーンアイス”
淡い緑色を帯びた白い花が咲く

二つにわけて植え替えた