夜になると元気になる柴犬レオ

 脳の病気というか、高齢による脳の老化が進んでから、レオは朝より、昼間、昼間より夜のほうが元気なった。
 最近はさらにこの状態が顕著にななった。夜中から3時ころまでに一度は起きるため、朝は遅くまで寝ていることが多く、午前中に起きても、ふらつきがひどく、ほとんど歩けない。わたしの脚の回りをゆっくり回るか、支えがないと2〜3m歩くと倒れてしまう。だから、朝は散歩ではなく、トイレのために外に出す。
 午後もあまり歩かないが、夜になるとなぜか歩くようになる。くるくる回ることは変わりないが、朝より足元がしっかりして短い散歩ができるようになる。
 今夜も9時ころ、そろそろトイレの時間だし、歩けるようなら少し歩こうと思い、外に出た。家の前だけでなく、近くの用水路のほうまで歩き、その足で商店街の方まで歩いた。
 この時間に散歩にでかけるわんこもいて、顔見知り犬のチワワや、はじめてお見かけするワイヤーフォックステリアに会った。レオもまったく無関心ではなく、うるさい!というようにわんこたちに向かっていく。足元がおぼつかないので、1〜2回からむともう止める。
 レオもわたしも、散歩中の他のわんこに会うのはただ歩いているだけより楽しい。ちょっと立ち話をするのも散歩の楽しみだ。
 ただ、40分くらい外にいてもおしっこはしなくて、家に帰ってきて、畳を敷いた部屋の真ん中でそそうした。いつもは部屋の隅ですることが多いので、一回そそうした所にトイレシートを敷いているが、今夜はいつもと違うパターン。もう少し、粘って外にいればよかったなと反省した。
 散歩に行く1時間ほど前に抗てんかん剤を飲ませた。薬が効いているのかどうか。この薬は興奮を鎮める効果があるのだが、変な声で泣いたり、狭い隙間に入り、前足で床や壁をひっかく仕草をする。歩き方もくるくる回り、朝よりせかせかした感じで、どう見ても興奮状態にある。
 こういう興奮状態の後、ぷつんと何かが切れたみたいに、疲れて眠ってしまうのだ。


今日は冷え込みが強く、朝庭に出たら、庭植えのダリアも鉢植えのダリアも霜焼けで黒っぽくなり枯れていた。いくつかついていたつぼみも茶色に変色していた。お仏壇にお供えする花として重宝していたのに・・・・・・。ダリアは例年こうして終わる。霜が降りるまで咲き続けるのだ。今年は秋の中ごろにつぼみがふくらんできたので、咲き切ることができなかったようだ。

この寒さの中、駐車場の横に植えた
沈丁花のつぼみがふくらみ、
紅く色づいてきた。
日中、日当たりはいいが、夜は冷える。
春先と温度差が似ているのかもしれない。
ただ、春はだんだんあたたかくなるが
冬はどんどん寒くなる。
つぼみを守るためには、何かしないといけないか。