寒中見舞いの絵を描く

朝の冷え込みが厳しい日が続く。
昨夜の老犬レオはかなりの興奮状態で、早めに眠った後、夜中前に起き、そのまま3時過ぎまで起きていた。
レオを部屋の外に出した後、わたしもテレビを見ながらずっと起きていた。
玄関の土間に下りて、隅っこに頭をつっこみ、前足でがりがりひっ掻く。おしっこは部屋の外の廊下(トイレシートが敷いていある)にしたので、汚れたのを取り除き、新しいシートに変えた。
 何回も抱いて布団に寝かせようとしたが、鼻を鳴らすように泣いて、立ち上がろうとするのでしかたなく、立ち上がらせ、部屋の外に出した。
 午前2時ころ、落ち着くのではないかと思い、抗てんかん剤を飲ませた。いつもは24時間に一回、六分の一錠を飲ますが、前に飲ませてから12時間しかたっていない。薬を飲ませても、かえって興奮が高まったのではないかと思うほどで、土間をくるくる回って歩く。
 レオはそのままにしてわたしだけ眠ろうかと思いかけた時、部屋の外のレオが静かになった。土間に伏せ状態でいる。抱いて寝かせた。
 夜になるとレオが数時間起きている日が続き、わたしもだいぶ疲れた。朝8時過ぎに起きたが、パソコンに向かっていると、ふらっとめまいが・・・・・。これはいけない。昨年春、庭木を剪定してるとき、めまいがしたがそれ以来かもしれない。気をつけないと、と思った。パソコンに向かうのをやめた。
 レオが起きたのは午後1時ころ。外に出した、庭の通路で用を足した。その後、家の前の道路に出してもすぐ伏せ状態になってしまったので家に戻る。食欲だけはあって、スパゲッティ・カルボナーラと豚肉を焼いたもの、ゆでた野菜を完食した。
 食事をして水を飲んだ後は、またおしっこをして(今度は家の中)、眠った。この様子ではまた、夜中に起きそうだ。昼間、起きている間に外で少しでも歩いてほしいが、歩こうとしない。というか、歩いても身体が傾き、すぐ倒れてしまうので、歩けないのだ。レオも辛いだろう。こんなに倒れてしまうと立っているだけでひと苦労。にわたしがレオと同じ状態だったら、どんな気持ちになるだろう。
 そう思うと励ましつつ、立とうとするときはそばにいて支えになるようにするが、わたしにできることが限られている。

 レオが眠っている間、寒中見舞いに使えるかも、と思い、花を絵を描いた。濃いピンク色のプリムラだ、昨年末撮った写真を見ながら描いた。開いている花よりもつぼみが多く、そのつぼみがかわいいと思った。12月末にはつぼみだったが今は開花している。プリムラは一年でいちばん寒い季節に、花を咲かせる。寒さに強いが夏の暑さに弱い。


今日は母の命日。昨日、早めのお墓参りに行った。弟が連休中に花束を持って墓参するというので、わたしは気持ちばかりのささやかな花を持っていった。ただ、成人の日の天気が崩れそうなので、弟はもしかして来れないかもしれない。そのときはまたわたしが行けばいい。